調子の上がらないレアル・マドリーのFWキリアン・エムバペを海外メディアはどう評価しているのか。
現地11月27日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節で、前回王者マドリーは敵地アンフィールドでリバプールと対戦。0-2で完敗を喫した。
この一戦に先発したエムバペは、1点ビハインドで迎えた61分にルーカス・バスケスが獲得したPKのキッカーを務めるも、相手GKクィービーン・ケレハーに完全に読まれて痛恨の失敗。その他の場面でも精彩を欠いて無得点に終わった。
米大手メディア『The Athletic』は、リバプール戦のフランス人FWのプレーを「ファンが彼に期待していたようなパフォーマンスではなかった。悲しいことに、マドリーでの残念なスタートを見ると、あまりにも予想通りの結果だった」と評している。
【動画】リバプール戦でエムバペが痛恨のPK失敗
「ヴィニシウス・ジュニオールが負傷で欠場するなか、エムバペは得意とする左サイドで存在感を発揮する絶好のチャンスになると思われた。さらにリバプールはトレント・アレクサンダー=アーノルドの欠場により、経験の浅いコナー・ブラッドリーが右サイドバックで先発。エムバペにとってこれ以上ない機会だったが、北アイルランド人相手に最後まで苦戦。61分のPKを失敗は、フラストレーションのたまる1日を象徴していた。後半に少し改善を見せたものの、パスミスや集中力を失った瞬間がいくつもあった」
今夏にマドリーに移籍してラ・リーガでは12試合で7ゴールを奪っているものの、CLではわずか1ゴール。昨季までの活躍ぶりを考えれば物足りない結果だ。同メディアは、エムバペの現状について、こう伝えている。
「彼はマドリー加入からここまで、決定的なパフォーマンスは見せていない。現時点で最も印象に残っているのは、屈辱的なクラシコ(0-4)で8回もオフサイドを取られたことだ」
苦しい状況が続く怪物は、本来の姿を取り戻せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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