MLBサンフランシスコ・ジャイアンツからFAとなっていたブレイク・スネルがロサンゼルス・ドジャースへ移籍したことを受け、同じ都市に本拠地を置くロサンゼルス・エンジェルスの専門メディア『Halo Hangout』が現地11月27日、昨オフの球団と左腕の出来事を振り返った。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け! 昨オフ、サンディエゴ・パドレスからFAとなったスネルは、移籍希望球団として「エンジェルス」の名前を挙げていると米スポーツ局『ESPN』のバスター・オルニー記者によって報じられており、実際に契約交渉も進められていたもののまとまらず。『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者によると、ニューヨーク・ヤンキースからも5年総額1億5000万ドル(約228億円)のオファーを提示されたというが、結局ジャイアンツとオプトアウト権付きの2年総額6200万ドル(約94億円)の契約を結んだ。
昨オフのエンジェルスは大谷翔平がドジャースに移籍した影響もあり、先発ローテーションに不安を抱えており、報道が事実であれば“相思相愛”だった。にもかかわらず契約できず、今オフもトップ級の先発投手を獲得できていない現状に、『Halo Hangout』は「昨オフに動かなかったことが打撃を与えている」と非難。また「エンジェルスはスネルとの面談を行なわず、スネルは彼ら(エンジェルス)からすぐ近くの最大のライバルと契約した」と今オフにエンジェルスがミーティングすら行なわなかったと伝えた。
一方でエンジェルスは先発投手について「菊池雄星という中堅の先発投手の中から最高のものを選び、菅野智之(読売ジャイアンツ)も候補に据えた。このオフシーズンのエンジェルスの積極性は、インパクトアームと強打者の獲得という点で報われている」と評価した。
構成●THE DIGEST編集部
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