ラーメン屋にヘイトな行為を持ち込む行為
店員さんは、おいしい料理を作って出す。客はそれを食べて楽しむ。そんな誰の立場でもポジティブな感情しか存在しない場に、あえてヘイトな「割り込み」を持ち込む行為。
日々の生活でも横柄な態度で生きているのだろうか。そうだとすれば、行列で割り込みをする迷惑客が不憫でならない。大人にもなってそんな性格なのだから、もう性格をダークサイドから修正できないだろう。そんな忌まわしい存在に育ってしまった割り込み迷惑客本人に同情する。そんな忌まわしい存在に育ててしまった親にも同情する。
割り込み迷惑客も、生まれたときは可愛かっただろう。母親が子の未来の幸せを願うなか、看護師さん(または産婆さん)の手により、祝福されて割り込み迷惑客が生まれたはず。そして、母親は命をかけて生んだ割り込み迷惑客を抱き、幸福感に浸ったのだろう。まさかこのとき、この赤子が「横柄な態度で割り込みする迷惑客」に成長するとは、誰も思うまい。
(広告の後にも続きます)
割り込み迷惑客が「ワシ汚れちゃってた……」と気がついたならば
もし割り込み迷惑客が「ワシ汚れちゃってた……」と気がついたならば、それはまだ救いがあるかもしれない。「割り込んじゃうから飲食店に行かない」という選択を自主的に選べるからだ。
自身の愚かさに気がついて反省しても、割り込みしちゃう横柄な性格は簡単に変わらないので、まずはラーメン屋に並ばず、自宅でラーメンを食べるリハビリからやるべきだ。
この令和時代、自宅で激ウマなインスタントラーメンが食べられる時代であり、家でラーメンを食べれば、行列に割り込みをしなくて済むし、誰にも迷惑がかからない。飲食店で割り込みしてしまう人は、飲食店に行くべきではない。
(執筆者: クドウ秘境メシ)