ガールズグループ「MADEIN」のメンバー・ガウンがグループを脱退する。所属事務所代表のセクハラ疑惑が浮上してから6日たってのことだ。

 28日、所属事務所143エンターテインメントは「MADEINメンバーのガウンは本日付けでグループから脱退することをお知らせする。ガウンは9月のデビュー以降、MADEIN活動のために多くの努力をしてきたが、個人的な事情が重なり、グループ活動の遂行が困難な状況にまで至り脱退を決めることになった」と明らかにした。

 続けて「MADEINはマシロ、ミユ、スヘ、イェソ、セリナ、ナオミの6人体制で運営され、暫定的に保留していたすべての日程は正常に消化していく予定」と伝えた。

 また「最近報道されたセクハラ疑惑については、明白に事実無根であることをお知らせし、当社はその虚偽を明確に明らかにする様々な証拠も保有している。そして、法的な問題が提起された場合、誰よりも誠実に臨み、一点の疑惑も残さない計画であることをお知らせする」と再び否認した。

 143エンターテインメントは「ファンの方々に重いお知らせを伝えることになり申し訳ない気持ちだ。ガウンとMADEINに向けたファンの皆さんの温かい応援と激励をお願いする。ありがとうございます」と付け加えた。

 先立って今月22日、JTBC「事件班長」は新人ガールグループの1人が所属事務所代表にセクハラを受けたという内容を報道した。

 「事件班長」が公開した録取録によると、ガールズグループのメンバーは「今回の活動だけ終わらせるのが願いです」と話したが、(代表が)「君の願い事を叶えてあげたら、僕の願いも叶えてくれる? それなら、僕の願いは1日彼女になってもらうことだ」と主張した。

 続けて、「『キスしてもいい?』と言って強制的にして、口をぎゅっと閉じていたが舌を入れようとしたり、キスも首にもしたり、耳もずっと舐めて、私がここ(重要部位)は守りたくてこのようにしているのに、『これどかしてみて』というふうに続けた」と暴露して、衝撃を与えた。

 「MADEIN」が被害ガールグループとして名指しされると、所属事務所は「番組で言及されたメンバーと代表の間にはいかなるセクハラ、その他圧力による性的接触はなく、報道内容は事実ではない」と線を引いた。 しかし11日、健康上の理由で活動を中断したガウンは結局グループを離れることになった。

 一方、ガウンは2022年、ガールズグループ「LIMELIGHT」としてデビュー。その後、「Kep1er」出身のカン・イェソ、マシロが活動を終えて所属事務所に戻り、9月に「MADEIN」として再デビューし活動中だった。