年末が近づくと気になるのが「ふるさと納税」。やってみたいけど何から始めればいいのかわからない……そんなあなたにピッタリの情報をお届けします。ふるさと納税の基本から来年の変更点まで、ファイナンシャルプランナーの飯村久美先生に解説いただきます。2024年度分もまだ間に合いますよ!
( Index )
今さらですが…ふるさと納税の仕組みって?
2024年の締め切りは12月31日!
飯村先生がアドバイス!ふるさと納税返礼品の選び方
来年からふるさと納税のルールが変わる…?
(広告の後にも続きます)
今さらですが…ふるさと納税の仕組みって?
ふるさと納税は、自治体に納めている住民税の一部を自分が支援したい地域に振り分ける制度。寄付という形で行い、手続きをすると寄付額のうち2,000円を超える部分が所得税や住民税から控除されます。寄付先から返礼品が届くなどのメリットがあることも魅力です。
控除の上限額は、所得により異なります。源泉徴収票をもとにWEBでシミュレーションすると目安がわかります。
控除を受けるためには手続きが必要
控除を受けるための手続きには、ワンストップ特例制度の利用と確定申告の2つの方法があります。
ワンストップ特例制度は、自治体から届く書類に必要事項を記入し返送するというシンプルな仕組みですが、寄付できるのは年間5自治体まで。
確定申告の場合は少し手間がかかる反面、寄付先の上限数はありません。それぞれにメリット・デメリットがあるので、手続きや寄付のしかたに合わせて選ぶようにしましょう。