北中米ワールドカップ・アジア最終予選のグループCで3位のインドネシア代表。11月シリーズでは日本に0-4の完敗を喫したが、サウジアラビアに2-0で勝利。28日に発表されたFIFAランキングでは125位にランクイン。UAEと同じく順位を5つ上げた。
アジアサッカー連盟の公式アカウントは、「日本がアジア勢トップの座を維持する一方、UAEとインドネシアが大きく躍進!」と綴り、アジア勢のランキングを公開。SNS上では「インドネシアが最大の飛躍を遂げた」「10年後、インドネシアのサッカーがアジアの中で日本に取って代わってほしい」といった声が寄せられた。
また母国メディア『CNN Indonesia』は、「ガルーダ(インドネシア代表の愛称)部隊の覇権は高まり続けている」と、その躍進ぶりを伝えている。
「シン・テヨン監督がインドネシア代表チームを率いて以来、チームの順位は上昇傾向にある。2019年末に韓国人指揮官が初めてジャカルタに到着した時は173位だった。2021年に175位まで下がったが、それ以降は時間の経過とともにランクアップしている」
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125位は同国史上で最高順位。近年はオランダ人選手の帰化プロジェクトが奏功している印象だが、同メディアは「結果は目に見えており、FIFAランキングは上昇し、インドネシアは2026年のワールドカップ予選で多くのことを話せるようになった」と誇示。「2026年ワールドカップ出場への希望はまだ残っている」。
勝点16で日本が断トツのC組でインドネシアは3位だが、4位のサウジアラビア、5位のバーレーン、6位の中国と同じ勝点6。2位のオーストラリアとは1ポイント差で、2位以下は大混戦となっている。
熾烈なデッドヒートを制することはできるか。インドネシアは来年3月にオーストラリア、バーレーンと相まみえ、6月に中国、日本と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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