ENJIN単独公演『TSUBASA,TAIGA卒業LIVE〜Shining Your Life〜』TSUBASAとTAIGAの新たな門出を祝福!

「MU3Eと最高の景色を見る」という目的は変わらない

最後の曲に入る前、リーダーのTOYが「最初、TSUBASAとTAIGAから卒業を考えていると聞いたとき『なんで?と』正直思った」と本音を吐露。続けて「この決断に至るまで、たくさん話してこの結果にたどり着きました。2人の人生を尊重してあげたい気持ちもあったし。この話し合いの中で、解散という結果もゼロじゃなくて。でも、こうして解散を発表せずにパフォーマンスできているのは、MU3Eの皆さんがいてくれるおかげ。みんながいたから、こうして笑顔で2人を送り出すことができます」と現在の心境を口にし「俺たちはこれから、TSUBASAとTAIGAとは別々の道を進むけど、MU3Eと最高の景色を見るという目的は変わらないので、僕たちENJIN、そしてTSUBASA、TAIGAのことを変わらず応援してくれたら」と前向きなメッセージを届けました。

TOYの言葉を受けて、TAIGAが「今回のライブ、2人(TSUBASA、TAIGA)でプロデュースさせていただいて」と話し始めると、涙で言葉に詰まってしまい、ほかのメンバーが彼に寄り添う場面も。そんなTAIGAの想いを受け、TSUBASAが「TAIGAは次に歌う曲に想いを込めているので、大目に見てあげてほしい」「このつながりは絶対にこれからも切れることなく進んでいくと思っていますので、ぜひ最後にこの曲をお届けしたい」と告げ、「We Go」を感情たっぷりに歌唱してライブ本編を終えました。

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ライブ会場の熱気は最高潮に到達!

アンコールを待つ間、客席からは「TSUBASA、TAIGA」コールが湧き上がり、その声援は次第に大きくなっていきます。すると、懐かしいジャケット衣装に身を包んだ8人がステージに再登場して「Home」を披露。さらに、TOYの「僕たちのデビュー曲です。一緒に歌ってください!」に続いて「ENJIN」が始まると、ライブ会場の熱気は最高潮に到達しました。

8人でのラストステージも、いよいよ終わりの時間が近づきます。卒業を目前にメッセージを求められると、TAIGAは「ENJIN加入当初、僕は学校に友達がいなくて(笑)。ずっとひとりだったんですけど、ここにはいつも笑って過ごしてくれるみんながいて。ステージに立っている瞬間が一番好きで、自分にもこういう人生があったんだなと」とここまでを振り返ります。

RYONO、SOL、KYO、A.rik、TOY、HYUGAにメッセージを送ると、隣のTSUBASAには「何気なく言ったのかもしれないけど、『死ぬときは一緒や』と言ってくれたんです。友達がいなかった僕からしたら本当にうれしくて」と感謝を伝え、目の前のMU3Eにも「今後は、僕はまだ何も決めていません。ただ、僕はステージに立つことが大好きです。これからどうなるかわからないけど、絶対にまたステージに戻ってきます」と再会を約束しました。

続いてTSUBASAは、「僕は最初の約3年間リーダーをやっていたんですけど、正直に言うとめちゃくちゃ大変でした(笑)。もう諦めたい、やめたいとずっと思ってました。でも、それでもこのステージに立てたのはこのメンバーだから、このスタッフだから、このMU3Eだからと確信を持って言えます」と正直な気持ちを口にします。

そして、「僕は今後、俳優とアーティストを両立していくので、絶対にまた会えます。これは間違いないです。一生この業界にいるつもりなので、皆さんが人生に疲れたりしたら、僕の芝居だったり歌やダンスを聴きに来て、体を揺らしてくれたら」とMU3Eに想いを告げ、「TAIGAも自分の覚悟が絶対にある人間。ENJINもこれから先、間違いなく大丈夫です。このメンバーで絶対にやってくれると思ってます。だって俺が作り上げたENJINだもん!」と力強く宣言しました。