お昼のバラエティー番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)が29日に生放送され、“珍事”にスタジオが騒然とする場面があった。
■気象予報士のお宝を鑑定
この日、ゲストの気象予報士・森田正光氏を迎えて行われた企画は、「芸能人のお宝鑑定 買ったときより値段上がってるっぽい」。ゲストの家に眠るお宝っぽいモノの価値を、プロの鑑定士が調べるというもの。
森田氏が鑑定してもらったのは「日本が初めて撮影に成功した地球の画像」の紙焼き写真。
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■森田氏の希望は10万円
宇宙から見た地球を写しており「気象衛星ひまわりの1号が、1977年に上がった。そのときに試験として送ってきた画像」と明かす。
「なんでこんなものを持っているかというと。当時、気象協会にいて、このネガを持っていて、暗室で焼く仕事だった。それで、手元にある」「誰か持ってるかもしれないけど、数は出てない」と話し、希望は10万円とした。
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■まさかの鑑定結果
「これやばいんじゃない?」「歴史的なものなんじゃない?」とスタジオがザワつくなか、値段が書かれたフリップをMCのハライチ澤部佑がめくっていく。鑑定結果は、まさかの「1,000円」だった。
鑑定士は「1977年のひまわり1号の打ち上げ後、試験的に撮影されたもので、学術的には貴重かもしれません。しかし、ひまわり1号が本格的な観測を始めて以降、こういった画像は3,500円で販売されていた。保存状態も悪いため、市場価値としてはあまりなく1,000円程度」と説明した。
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■「番組としても初めてです」
これまでの放送のなかでもかなり値段が低く、出演者らは「えー!」、澤部も「1,000円と印刷させていただきました。こちらの番組としても初めてです、1,000円と印刷したの」と驚く。
「これめちゃくちゃ貴重ですよ?」と森田氏は呆然。澤部は「こういうの好きな方に売れば、もっと値段は…」とフォローしていた。
(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり)