「子どもの体重が多い都道府県」は東北が上位に 1位「秋田県」と2位「青森県」の違いは?

青森県の男子は背が高く体重も多いが……

 続いて第2位の青森県ですが男子(12歳)の平均体重は48.2キロ、平均身長は155.6センチ。青森県は秋田県と同様に大柄な子どもが多い傾向にありますが、先述の「肥満児が多い都道府県ランキング」では1位という点が異なります。

 体重が多い理由として、栄養過多や運動不足などが影響していることも考えられそうです。また、青森県は成人の肥満率が高い地域としても知られているため、家庭環境や食文化も結果につながっているのかもしれません。

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実は秋田県も「運動不足」の傾向

 秋田県は「身長・体重が高いが、健康的な範囲内」にある一方で、青森県では「肥満が課題」とされる傾向があるように思えます。しかし、今回の調査で秋田県も肥満傾向児の割合が全国平均を上回ったという事実を踏まえると、将来的に青森県と同じ課題に直面するかもしれません。今後、この調査の順位はどのように変動していくのでしょうか。