田中圭 (C)週刊実話Web

話題の托卵ドラマ『わたしの宝物』(フジテレビ系)第7話が11月28日に放送され、田中圭が演じる元モラハラ夫・神崎宏樹が公私ともに“ATM化”してしまったことが話題になっている。

夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材にした恋愛ドラマ。神崎美羽(松本若菜)とその夫・宏樹(田中)、美羽の心のよりどころとなる幼なじみ・冬月稜(Snow Man深澤辰哉)、3人のもつれあいを描く。

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娘の栞が自分の子供ではなかったことを知った宏樹は、もう美羽の顔を見られないとして家から出ていくよう言いつける。

しかしその数日後、久しぶりに会った美羽の憔悴した姿に心を痛めたのか、今度は「俺が出ていく」として家を明け渡すことに。

もう二度と栞に会えないかもしれないと覚悟していた美羽にとって朗報となった。

「神崎家が住んでいるのは、都心にある低層の高級マンション。『三蔵物産』という大商社の融資部門に勤めている宏樹が住宅ローンなり家賃なりを支払っており、美羽は専業主婦として家事と育児に励んでいました。宏樹は会社の上司によるパワハラに耐え、うつ病になりながらも、生活費、さらには美羽の母親の入院費まで支払っていた。美羽は経済的に宏樹に完全に依存しているといえます」(芸能ライター)

諸悪の根源はモラハラ夫だったが…

こうした展開に、視聴者からは
《これ以上美羽を甘やかすな。このマンションも賃貸じゃないでしょ??ローンは宏樹が払い続けるんだよね?これじゃマジでただのATMじゃん》
《マンションまで美羽に譲ってしまう宏樹、 美羽へ経済的援助が凄いな》
《宏樹は本業もATMなんだね(やめたれ)》
などと、宏樹の寛容っぷりに感嘆する声があがっている。

「ストーリー上、不倫のあげく托卵した美羽にハッピーエンドを掴ませる可能性は極めて低い。しかしながら、冬月を含む登場人物全員が許されざる罪を背負っているため、どのように着地してもなにかしらの批判があるのはほぼ確実。見逃し配信サービス『TVer』のお気に入り登録者数は115.6万と今期ナンバーワンの話題作ですから、最後の最後にコケてしまえば“仏を作って魂入れず”な結果となってしまうでしょう」(同)

宏樹のモラハラが諸悪の根源ではあるものの、最も救われるべきは宏樹であるところが、この物語のミソである。