現地時間11月29日(日本時間30日、日付は以下同)、メンフィス・グリズリーズはNBAカップ3試合目を迎え、本拠地フェデックス・フォーラムでニューオリンズ・ペリカンズと対戦。120-109で勝利し、今季成績をウエスタン・カンファレンス4位の13勝7敗(勝率65.0%)とした。
両軍の先発は、グリズリーズがデズモンド・ベイン、ジェイレン・ウェルズ、ジャレン・ジャクソンJr.、ブランドン・クラークに加えて、ヒザの故障で前試合を欠場していたジャ・モラントが戦列に復帰。対するペリカンズはCJ・マッカラム、デジャンテ・マレー、とレイ・マーフィー三世、ジャボンテ・グリーン、イブ・ミッシがスターティングラインナップに並んだ。
5連勝を狙うグリズリーズは試合序盤、モラントやウェルズ、ベンチ出場のサンティ・アルダマらの活躍で終始リードを奪い、32-28で第1クォーターを終了。第2クォーターに入るとマーフィー三世やマレー、マッカラムに連続得点を献上し一時逆転を許すも、残り4分からアルダマを中心に16-4のランを展開。67-56と11点リードで前半を終えた。
後半に入ってもグリズリーズの優位は変わらず、第3クォーター終了のブザーとともにマーフィー三世にロングスリーをねじ込まれたものの、92-82と10点リードでラスト12分へ。その後も10点差前後で食らいつくペリカンズに対し、モラント&ジャクソンJr.の2枚看板がしっかりと試合をクローズ。連勝を5に伸ばすとともに、NBAカップの戦績を1勝2敗とした。
グリズリーズと2WAY契約を結んでいる河村勇輝は、故障者が戦列に戻りベストメンバーが揃いつつあることもあってか、この日はベンチ入りせず。30日に行なわれる傘下のGリーグ球団メンフィス・ハッスルの試合(対バーミングハム・スクアドロン戦)に出場する可能性が高そうだ。
グリズリーズの次戦は中1日空いて12月1日、同じく本拠地でインディアナ・ペイサーズと対戦する。6連勝を飾れるか、また河村はチームに同行するのか注目だ。
構成●ダンクシュート編集部
【画像】グリズリーズと2WAY契約を締結!日本人4人目のNBA選手となった河村勇輝!