現地時間11月29日(日本時間30日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはNBAカップ4試合目を迎え、本拠地クリプトドットコム・アリーナでオクラホマシティ・サンダーと対戦。93-101で敗れ、今季成績をウエスタン・カンファレンス6位タイの11勝8敗(勝率57.9%)とした。
両軍の先発は、レイカーズがオースティン・リーブス、八村塁、レブロン・ジェームズ、アンソニー・デイビスの4人に加え、前試合に引き続きルーキーのダルトン・コネクトを先発起用。対するサンダーはシェイ・ギルジャス・アレキサンダー(SGA)、ケイソン・ウォーレス、ルージェンツ・ドート、ジェイレン・ウィリアムズ、アイザイア・ハーテンスタインがスターティングラインナップに並んだ。
試合は序盤から強豪サンダーが、ウエスト首位たる所以を見せつける。主砲SGAを中心に攻守で相手を圧倒し、開始5分で18-8と早くも10点のリードを奪取。さらにJal・ウィリアムズもこの12分間で11得点を稼ぎ突き放しにかかるも、レイカーズはコネクトの長距離砲が当たったおかげで何とか食らいつき、32-24と8点差で第1クォーターを終えた。
第2クォーターに入るとレイカーズがじわじわ追い上げ、残り5分58秒にゲイブ・ヴィンセントがミドルジャンパーを沈め38-38の同点に。その後はロースコアな展開で一進一退の攻防が続いたなか、ケンリッチ・ウィリアムズがブザービーターで3ポイントを放り込み、サンダーが51-48と3点リードでゲームを折り返した。
第3クォーター、開始直後にサンダーが3ポイント攻勢で9点リードを奪えば、レイカーズも直後に8-0のランを仕掛けすぐさま追いつく。互いに一歩も譲らないまま試合は進み同点の終盤、今度はアーロン・ウィギンズが終了間際にフックシュートをねじ込み、71-69とサンダーの2点リードで勝負の12分を迎えた。
第4クォーターも開始直後はリードチェンジが繰り返されたが、サンダーが長距離砲を高確率で沈めじわじわとリードを拡大。レイカーズも絶好調コネクトが負けじと3ポイントを決め返し、懸命に追いすがる。しかしSGAに冷静に試合をクローズされた上、残り20秒に痛恨のターンオーバーを犯し、6点ビハインドになった時点で万事休す。一歩及ばず惜敗し、NBAカップの戦績をグループB4位の2勝2敗とした。
八村は第1クォーター残り10分4秒、コネクトとのツーメンゲームから力強いリムアタックでタフショットに成功。第2クォーターは残り11分1秒、ショットクロックが少ない状況下でレブロンのインバウンドパスを素早く得点につなげた。
さらに残り9分38秒にはドートのレイアップをブロックしたほか、残り6分15秒にはスティールも決めるなど守備でも奮闘。残り3分59秒にはデイビスのアシストを受け、ペイント内でショートジャンパーを沈めてみせた。
第3クォーターは残り9分14秒、レブロンとの合わせからジャンパーをヒット。残り7分にはJal・ウィリアムズのリバースレイアップをブロックと、引き続きディフェンスでも魅せた。
第4クォーターは得点なしに終わり、クロージングラインナップにも選ばれず。ただ最終的なスタッツは30分15秒のプレータイムで8得点(フィールドゴール4/7、3ポイント0/1)、5リバウンド、2アシスト、1スティール、2ブロックと、攻守で奮戦してみせた。
レイカーズの次戦は中1日空いて12月1日、敵地デルタ・センターでユタ・ジャズと対戦する。ウエスト下位に沈む相手にしっかりと勝ち切り、3連勝を飾りたいところだ。
連敗は避けたいところだ。
構成●ダンクシュート編集部
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