不整地を自在に走る強力な陸上ドローン

駆動は4輪独立のモーターで、各250W、合計1000Wの出力を持つとのこと。4輪独立なので、その場で転回できるゼロターンにも対応。

さらに、独自開発のローリング・リジッド・フレームによりかなりの不整地でも4輪を常に設置させながら走行可能(ブレード非装着時)。

傾斜度30度の法面でも安定して走行でき、雪が降っていない季節でもマイクロ重機として活用できる。今後開発予定の草刈り用、落ち葉払い用アタッチメントを装着することで、雪が降っていない季節でも活用できる。

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野間さんの夢をぜひ応援したい

野間さんの会社エバーブルーテクノロジーズは、その名の通り、最終的には青い海と空を守るために、再生可能エネルギーでの貨物の運搬を目標としている。

しかし、まだ小さなスタートアップなので、小さいステップを順に踏んで成長していかなければならない。この除雪ドローンもそのステップのひとつで、すでに官公庁や、商業施設から導入の打診が来ているという。その生産のためにも当然ながら資金が必要で、今回のクラウドファンディングに至ったというわけだ。

『除雪ドローン SRD-F11RC』クラウドファンディング

https://greenfunding.jp/lab/projects/8638

この除雪ドローンは1台125万円(クラウドファンディングは割引あり)。普通に考えれば個人で買う価格ではないが、北海道であれば大規模農場をやっている方や、酪農家の方もいらっしゃるから、個人需要もあるかもしれない。

クラウドファンディングが始まって1カ月ぐらい経つが、すでに6台が売れている(うち2台が入金待ち)。

また、応援購入として、Tシャツや、パーカーも販売されている(筆者もTシャツを買った)。

みなさん、ぜひ、野間さんのエバーブルーな夢を実現するために、クラファンに協力したり、この記事やクラファンの拡散にご協力いただきたい。

(村上タクタ)