千代勝正、NISMO FESTIVALで選手を代表しファンに感謝「これからも強いNISMO継承していけるように頑張ります」

 シーズンを戦ったニッサン系ドライバーやチーム監督、マシンが集結するNISMO FESTIVAL。第25回の今年はスーパーGTの最終戦を1週間後に控えるという稀有な状況ではあるものの、ドライバーたちがファンとの交流を深めた。

 今年も朝から多くのファンが集ったNISMO FESTIVAL。NISMOブランド40周年ということもあり、今年は日産のヒストリックカーによるエキシビジョンレース、レーシングカーの同乗走行、サーキットサファリやマシン展示など、例年以上に豪華なラインアップとなった。

 またお昼には、イベントに出演する監督、ドライバーがメインストレートに勢揃い。応援してくれているファンへ感謝の意を表す『ウェルカムセレモニー』が実施された。

 スーパーGTのGT500クラス総監督である木賀新一氏は、鈴鹿でのスーパーGT最終戦で速さを見せられるよう全力を尽くすと語った。

「本日はNISMO FESTIVALにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。この4月より総監督を拝命し、チャンピオン奪還を目指して毎戦戦ってきましたが、ドライバーズポイントの方はすでにチャンピオンの可能性が無くなるという事態に陥ってしまいました。皆様のご期待に応えることができず、誠に申し訳ありません」

「ただチームランキングは、3号車(Niterra MOTUL Z)に可能性が残っております。来週の鈴鹿では日産、NISMO、Zの本来の速さをライバルに見せつけられるよう、全力で頑張りますので皆様も応援よろしくお願いいたします」

「今年はNISMOの40周年のメモリアルイヤーということで、その輝かしい歴史をたくさん散りばめた、多彩なコンテンツでお迎えしております。どうぞ楽しんでいってください」

 続いてドライバーを代表して挨拶したのは千代勝正。例年挨拶をしていた松田次生に代わって23号車MOTUL AUTECH Zに乗る千代が、ロニー・クインタレッリに背中を押されながら、マイクの前に立った。

「ブランド40周年のNISMO FESTIVALにたくさんの方々がお越しいただいて、本当に嬉しく思います」

「これまでのNISMOの歴史は、僕たちだけではなく、ファンの皆様あっての40周年だと思っています。これからもドライバー一同、強いNISMO、勝つNISMOを継承していくように頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いします」

「まだ最終戦は残っていますが、今日はNISMO FESTIVALを皆様と精一杯楽しんで、盛り上げていきたいと思います。一日よろしくお願いします」