森保一監督の下で、日本代表はしっかりと基盤を固めている印象だ。おそらく北中米ワールドカップの出場権を獲得しても、メンバーの大幅変更はない。進行中の最終予選の戦いぶりから判断しても(6試合を終えて5勝1分)、そうなるだろう。
では、現在、森保ジャパンで主力と呼べるのは誰なのか。識者の河治良幸氏に名前を上げてもらった。現行の3-4-2-1システムをベースに考えると、次のようになった。
「まずは“14+2”で、14人は鈴木(彩艶)、板倉(滉)選手、町田(浩樹)選手、谷口(彰悟)選手、遠藤(航)選手、守田(英正)選手、堂安(律)選手、伊東(純也)選手、三笘(薫)選手、南野(拓実)選手、久保(建英)選手、鎌田(大地)選手、小川(航基)選手、上田(綺世)選手になります」
ポジション別に分けると、以下の形になる。
CF/上田、小川
シャドー/鎌田、南野、久保
ウイングバック/堂安、伊東、三笘
ボランチ/遠藤、守田
CB/板倉、谷口、町田
GK/鈴木
そう簡単に入れ替わることはないだろうという14人だ。
「ザックジャパン、カタール・ワールドカップに臨んだ森保ジャパンを見ても、この段階でメンバーから外れるのはレアケース。スタメンからサブ、その逆の動きはありますが、基本メンバー外になることはありません」
では、果たして「+2」は誰なのか。
「コンディションさえ整えばおそらく招集されるだろう2人が、冨安(健洋)選手と伊藤(洋輝)選手です」
在籍クラブの格(冨安がアーセナルで、伊藤がバイエルン)、過去の代表実績を踏まえれば、彼ら2人を主力と呼ぶことに違和感はない。さらに、河治氏は言う。
「ここに+2をしたいです。加えたいのは田中(碧)選手と中村(敬斗)選手で、彼らは準コアメンバー。主力と言い切るにはもう一歩という印象です。個の力での比較ではなく、3-4-2-1システムでの役割の重要性や位置付けで言うと、“準”が付くかなと」
不動の16+準コアメンバー2人をポジション別にまとめると、以下のようになる。
CF/上田、小川
シャドー/鎌田、南野、久保
ウイングバック/堂安、伊東、三笘、中村
ボランチ/遠藤、守田、田中
CB/板倉、谷口、町田、冨安、伊藤
GK/鈴木
こうしてみると、今後のサバイバルの構図も浮かび上がってくる。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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