“下半身を固めろ”は間違い!アプローチのコツ・練習法をプロが解説

Point!ちょっとだけ左寄りの軸をイメージする


体重はほんの少し左寄り(画像左)

アプローチの場合、左5.5対右4.5くらいの比重で少し左に多めに体重をかける。真ん中より若干左寄りの軸を意識すると、脚の動きに合わせてフォローに向かって体をスムーズに回せる

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腕は積極的に動かす必要はない


ヒジを下に向けるとワキが締まって腕と体を一体に動かせる

下半身を動かすのは、上半身や腕の動きを抑えるためです。理想をいえば、上半身はほとんど「何もしない」ことを目指しましょう。とはいえ、クラブを持ってスイングするのは腕なのでなかなかそうもいきません。大事なのは、腕が余計な動きをせず、下半身につられて振り子のように動くことです。

そのためにはまず、ワキが適度に締まって余計な動きをしない腕のポジションをつくることが大事。両腕は、ヒジを下に向けた状態で構えてください。グリップする際は、上腕はこの形を保ったまま、ヒジから下を回旋させるのがポイントです。

腕はある程度固めて、肩から動かしますが手首はロックせずクラブの動きにつられてやわらかく動く感じです。ただし、手元が親指や小指方向にタテに動くのはNG。手のひらや甲側のヨコ方向に動くのはOKです。

三角形をキープして動かす

腕はリキむのはよくないが、ある程度固めてワキのテンションを維持し、両肩と腕とでできる三角形を保って動かす