ボーイズグループ「NCT DREAM」が6万人の観客とともにしたコチョク（高尺）ドームアンコールコンサートを最後に、3回目のワールドツアーの大長征のピリオドを打った。

　「2024 NCT DREAM WORLD TOUR FINALE in SEOUL」は11月29日～12月1日、ソウル・高尺スカイドームで開かれ、計3回の公演全席完売で6万人の観客を動員し、「NCT DREAM」の強大な人気と影響力を確認させてくれた。

　「NCT DREAM」は今回の公演で「Smoothie」、「ISTJ」、「Broken Melodies」、「Hello Future」など圧倒的なパフォーマンスを繰り広げたヒット曲のステージをはじめ、「Walk With You」、「Never Goodbye」、「Breathing」など美しいハーモニーが際立ったセクション、「Candy」、「Dream Run’Fireflies」など観客と一緒に走り回りながら交感できるステージまで、一瞬も目を離せない公演を披露した。

　特に、「NCT DREAM」はタイトル曲「When I’m With You」をはじめ、「No Escape」、「Heavenly」、「Rains in Heaven」など11月に発表した4thフルアルバムの収録曲はもちろん、ホバーボードに乗って登場したデビュー曲「Chewing Gum」、ファンが見たがっていた「Beatbox」、「Trigger the fever」などアンコール公演のために準備したステージで観客の熱い反応を引き出した。

　今回のコンサートのステージ構成もさらにアップグレード。横34メートル✕縦15メートル規模の超大型LEDスクリーン2台、放射型に拡張された突出ステージ、3～4階の観客に近づきたいメンバーの意見を反映して設置した熱気球模様のアップ&ダウンステージ、横8.8メートル✕縦7.5メートルの大型虹セットなどを活用した規模感のある演出、照明およびレーザー、高尺ドームを華やかに染めたファンライト照明などが調和したハイクオリティ公演が完成した。

　公演の最後に「NCT DREAM」は「シズニー（ファンの愛称）とともにするすべての瞬間が特別な思い出として残っているだけに、この6か月間のツアーが本当に意味深く大切な時間だった。アンコールコンサートが2024年の活動を振り返る意味のある時間だったが、シズニーが一緒だったので美しいピリオドを打つことができた。2025年にももっとかっこよくなって、さらに成長する『NCT DREAM』になれるように悩み、努力するのでたくさん期待してほしい」という感想を伝え、3回目のワールドツアー大団円の幕を下ろした。