「なぜこんなにウマいのか?」美味しすぎる冷凍うどんの秘密は職人技の再現にあった!“カトキチさぬきうどん”の製造現場を徹底レポートの画像一覧

いきなりですが、私はうどんが大好きです。とくにコシのある讃岐うどんが大好きで、お店はもちろん、家でも1週間に一度はぶっかけうどんを作って食すほど。家で食べるときは、もちろんコシがあり、レンジで簡単調理できる冷凍うどんを使います。冷凍うどんが冷凍庫に入っていないと、不安になるほど大好きなんです。

さて、そんな冷凍うどんですが、我が家では決まって「テーブルマークのカトキチさぬきうどん」を使用。コシ、食感、のど越し、どれをとってもほかのブランドとは一線を画すおいしさを誇っているからなんです。

それにしても『カトキチさぬきうどん』は、なぜこんなにおいしいのか!? この目で確かめたくなった私は、テーブルマークの魚沼水の郷工場に行ってみることにしました!

冷凍うどん国内シェアNo.1のテーブルマーク

テーブルマーク

カトキチさぬきうどん

そもそもテーブルマークは、冷凍うどんを作り続けて50年にもなる、国内シェアNo.1のリーディングカンパニーです。同ブランドの看板商品は「カトキチさぬきうどん」。私も一番好きなやつですね。でも、うどんって「小麦粉」「塩」「水」というシンプルな原料でできているはずなのに、「カトキチさぬきうどん」は、なぜここまでおいしいのでしょうか? 答えの1つは、製法にありました。

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テーブルマークこだわりの「職人技製法」

魚沼水の郷工場を見学してまず驚いたのが、その製造工程でした。なんと「うどん職人が手打ちで作る工程を機械で再現」しているんです! では、具体的にどんな工程があるのか解説していきましょう。

①真空ミキサー


原料を真空状態で混ぜ合わせることで、小麦粉と塩水がなじみやすくなり、良質な生地になります。職人の「まぜる・こねる」がこの工程にあたります。しっかり練り上げることで、うどんの「コシ」に大きく影響するグルテンを十分に引き出します。

②圧延


帯状にまとめた生地に丁寧に圧力をかけ、しっかりと鍛えることで強いコシ(弾力)が生まれます。最初は器械体操で使うマットくらいの厚みがありますが、だんだんと薄くなってきます。

③熟成


鍛えた生地を休ませます。熟成させる(寝かせる)ことにより、生地にかかったストレスを緩和させるんです。われわれ人間も、ゆっくり寝たほうが元気になりますもんね! この工程に一番時間をかけていました。

④圧延


うどんの厚みになるまで丁寧に延ばすことで、生地の表面がなめらかになり、つるみのあるうどんになります。

⑤包丁切り


包丁で一本一本切ることで、ゆでたときに麺の角が立ち、くびれた形になるため、つゆののりが良くなります。うどん職人のように1本1本切っている、この工程には本当に驚きました!

⑥大釜ゆで


お湯をたっぷり張った何層もの大釜を移動し、麺を泳がせながらゆでることで麺にストレスがかかりません。これにより、ねじれが少なく、なめらかでのど越しのいいうどんになるんです。

その後は、冷やし→急速冷凍の工程を経て、打ちたてのおいしさをぎゅっと閉じ込めて出荷されていきます。