『DDT年末ファン感謝デー! in TOKYO』が1日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで行われ、12・28両国大会のKO-Dタッグ王座戦「MAO&To-yvs遠藤哲哉&高鹿佑也」へ向けた前哨戦が幕開け。王者・To-yが高鹿に勝利し、「もっと狂えよ」と注文をつけた。
両国大会でのKO-Dタッグ戦へ向けた前哨戦第1ラウンドとして、この日、王者・MAO&To-yが上野勇希、挑戦者・遠藤&高鹿が飯野雄貴とそれぞれ組んで激突した。
先発で飛び出したTo-yと高鹿はエルボー合戦で火花を散らすなど意地を張り合った。The37KAMIINAが好連係で攻め立てると、バーニングも合体技で応戦。To-yが高鹿にチョップを連打すれば、高鹿は腕を蹴り上げて譲らず。変型フィッシャーマンバスターで追い討ちをかけてコーナーに上がったが、To-yが雪崩式コジマワンダーランドをさく裂させて3カウントを奪った。
KO-Dタッグ前哨戦は王者・MAO&To-yが先勝した。「痛いけど、俺の左腕は壊れてない。ってことは高鹿の魂はまだ左腕にすら伝わってきていない」と物足りない様子のTo-yは「もっとここ(心)にある気持ちでぶつかってこいよ。もっとおかしいくらい狂えよ。そうしないと僕とMAOさんには勝てない」と注文。「高鹿、悔しいだろ? 悔しいまんまじゃ何も始まらないからな。両国までに高鹿だけじゃなく、遠藤哲哉の胸も全部裂いてやるからな」と通告した。
パートナーのMAOは「心が強くなってる」とTo-yを称え、俺はもう全力でバックアップするって決めたよ。俺が今まで培ってきたタッグの経験から、お前がどうベストに動けるかを模索して頑張るよ。お前の心意気に応えるぜ」と後方支援を約束した。
一方、悔しい敗戦となった高鹿は「前哨戦はまだ始まったばかりだろ。残り全部勝って、両国は俺と遠藤さんが勝って必ずベルトを獲ってやる」と誓うばかり。遠藤は「DDTで一番燃え上がってるのはサウナじゃないんだ。俺たちバーニングだ!」と言い切っていた。