モンシェールカフェで食べる超有名『堂島ロール』が至福のおいしさ! イートイン・テイクアウト共に充実の立地最強カフェが静岡駅に爆誕

静岡駅内でかなりの店舗面積を有していた「JR東海ツアーズ」が急に閉店し、ぽっかり空いた改札前の一等地。

こんなに広くて賃料も高そうな場所に一体どんなテナントが入るのだろうと思っていたが、やってきたのは想像以上の大物。

なんと、大阪発祥の超有名洋菓子屋「モンシェール」が、静岡駅内に大型のカフェ・レストランをオープンさせたのだ!

モンシェールといったら、全国的に有名なのは『堂島ロール』。まさか静岡にいながら食べられる日がやってくるとは……! しかもここだけの限定商品もあるんだって!

・モンシェールカフェ 静岡店

全国にショップを展開しているモンシェールだが、イートインできるカフェは関西圏での出店がほとんど。

関東圏にまだ1店舗もカフェを出してないのに、まさかの静岡に出店してくれるだなんて、静岡県民としてこれほど嬉しいことはない。

新しいもの好きな県民性もあってか店舗は連日大賑わい。イートインとテイクアウトは別の列になっているので、イートイン専用列に並んで入店だ。

カフェレストランというだけあって、飲料から食事ものまで幅広く揃っている。

特に紅茶の種類はとても豊富で、フレーバーティーだけで12種類も! コーヒー系より紅茶系のほうが選択肢多いカフェって結構貴重なんだよね。

だが、今回はせっかくなのでお店のイチオシ『富士山百年水で淹れる ハンドドリップコーヒー(858円)』を注文することに。あとは、名物の「堂島ロール」に卵サンドが付いた「モンシェールセット(1485円)」をいただこう。

注文してしばらく待っていると……

なんかオシャレなのキタ!

自分で淹れるってだけでオシャレだし、何より食器が素敵! 富士山の湧き水「富士山百年水」を使っているとのことで、モンシェール静岡駅店でしか飲めないメニューとなっている。

コーヒーが飲めないので代理で飲んでもらったが「すごい飲みやすくて、軽い味でおいしい」との感想が。ちょっと高いかなと思ってたけど、マグカップに並々1杯分あったことを考えると妥当なお値段なのかもしれない。

少し遅れて「モンシェールセット」もやってきた。堂島ロールは初めて食べたのだが、全国展開しているだけあってめちゃくちゃうまい!

スポンジは絶妙なしっとり具合で、クリームは口当たりが軽くてスっと溶けていく。

シンプルかつ洗練されていて無駄がない印象を受けたな。ロールケーキの完成系といっても良いんじゃないだろうか。

卵サンドには、「堂島ロール」にも使われている自社牧場のクリームが隠し味として使用されているとのこと。

これまたふわふわの絶妙な焼き加減で、気づいたら皿の上から消えていた。この数秒の間にどこへ行ってしまったのだろう。

堂島ロールがあまりにもおいしすぎたので、急遽おみやげも買って帰ることに。

テイクアウト専用列がとんでもないことになっていたが、カフェ利用者ならお会計の時にテイクアウト商品も一緒に購入できるぞ。

購入したのは静岡限定の「薄茶ほっそりロール(1836円)」。静岡の抹茶が使われていて、抹茶の量が多い「濃茶」と、通常量の「薄茶」が展開されていた。

こってり濃厚な味が好きな人は「濃茶」、あっさり上品な味わいが良い人は「薄茶」がオススメとのことだったので、今回は薄茶をチョイス。

堂島ロールより細いので、クリームの割合も少なめ。ただ、生地だけではなくクリームにも抹茶が使われているので、味のバランス的にはちょうど良いのかも。もちろん味自体もすごくおいしい。

堂島ロールを食べようとするとお皿もフォークも必要だが、薄茶ロールは片手でひょいっと食べられるくらいの大きさなので、手土産などでシェアするのもアリ!

モンシェールのショップは数あれど、こればかりは「静岡駅」でしか買えないからな。静岡土産にもピッタリだ!

(広告の後にも続きます)

・推しカフェにしたい心地良さ

カフェは居心地良いし、テイクアウトは充実しているしで、最高のカフェが静岡駅にできてしまった。家族や友達と行くのはもちろん、駅ナカという利点を活かしたビジネス利用でも需要がありそうだ。

今回は諦めたけど、カフェでは季節ごとの「アフタヌーンティー」も楽しむことができるみたい。これからはショップにクリスマスケーキも並ぶみたいだし、1回の来店だけじゃ全然足りない!

わざわざカフェのために静岡まで来ることはなかなか難しいだろうが、近くに来た際は是非とも寄って欲しい、そんなカフェであったな。

参考リンク:モンシェールカフェ 静岡駅店

執筆:まろ

Photo:RocketNews24.