韓国の海洋水産部が、大韓民国水産物輸出広報大使としてK-POPバンド「CNBLUE」ジョン・ヨンファを選定した。広報大使になったヨンファは各種水産物ブランド紹介、消費奨励キャンペーンなどに参加することになる。

海水部は「大韓民国水産物輸出広報大使に歌手兼俳優のジョン・ヨンファ(35)氏を委嘱した」と3日に明らかにした。ジョン・ヨンファと共に韓国水産物の優秀性と価値を世界消費者に知らせる計画だ。

今年、韓国の水産物輸出額は10月基準で25億1300万ドル(約3700億円)を記録し、昨年の同期間より1.7%増えた。固有価及び高物価・高金利の状況でも昨年の韓国水産物の輸出は順調で、今年も世界市場の占有率で1位を占めた海苔を筆頭に、好調な輸出を続けている。

海水部はこうした輸出好調勢をもとに持続的な輸出強国として位置づけるためにジョン・ヨンファを広報大使に抜てきしたと説明した。ジョン・ヨンファは韓国の水産物ブランド「K-FISH」を紹介し、カン・ドヒョン海水部長官とともに消費を奨励する広報グラビアや映像などを一緒に撮影することになる。

カン・ドヒョン海水部長官は「ジョン・ヨンファ氏と共に水産物の広報活動を通じて大韓民国水産物に対する海外の認知度を引き上げ、輸出品目の多様化を知らせるつもりだ」として「K-POP、K-ドラマと同様、K-FISHも世界の人たちに愛される水産物となることを期待する」と話した。