江崎グリコでは、美味しさを追求しながら、健康のために塩分を見直した商品を販売しています。

WHOが「1日あたり5g未満」の塩分摂取を推奨しているのに対して、日本人の摂取量は約2倍なのだとか。美味しく健康をかなえるために、グリコでは、従来のブランドをリニューアルし「1食分1.5g以下」の塩分量に調節しています。

でも、塩分を減らしたら美味しさはどうなるのでしょうか? 編集部員が試食会に参加し、実際に味わってきました。

ビーフシチュー、炊き込みご飯も試食

今回は3商品をいただけました。どの商品も、塩分を減らすかわりに、ブイヨン、だし、スパイス、その他の素材などで美味しさを出せるよう試行錯誤したそうです。

まずは「プレミアム熟カレー」。従来品とリニューアル品を食べ比べました。

いずれもスパイス感のある味わい。ですが従来品に比べて、リニューアル品はとても柔らかい口当たりです。

さらにリニューアル品は、ふわっとまろやかなコクを感じ、自然な甘みがあります。しっかりと味わって食べられて美味しいです。

「クレアおばさんのビーフシチュー」も、従来品とリニューアル品をいただきました。

従来品も美味しいですが、先にガツンとしたしょっぱさを感じます。

一方でリニューアル品は、自然なコクと甘みが味わえました。味に深みがあり、しみじみととても美味しいです。

カレーもビーフシチューも、美味しさを塩分に頼りすぎないだけで、こんなにも違いが出るのかと驚きました。

「炊き込み御膳 とり五目」は、リニューアル済みの商品で調理したものをいただきました。

10種類の具を使用しており、具だくさんなのがポイントだというこの商品。鶏肉、きのこ、にんじんなどのサイズがゴロゴロと大きめです。

それぞれの素材の味わいもしっかりと感じます。安心する、優しい味でした。

今回いただいた3ブランドの他にも、カレールウ「ZEPPIN」、パスタソース「SUNAO」など、多数のブランドで塩分見直しが実施済みです。今後、防災食を除く、全ての商品をリニューアルする予定だそうです。

気になる塩分摂取量。美味しく健康を維持したい方は、ぜひチェックしてみては。

東京バーゲンマニア編集部
Written by: 馬場レオン