毎週土曜日の22時から放送されているラジオ番組「福山雅治と荘口彰久の『地底人ラジオ』」(渋谷のラジオほか)。

11月30日の放送では、福山さんが、いじめを受けた小学生に対して心の持ちようをアドバイスする場面がありました。

■福山雅治、いじめを受けた小学生に自らも実践する心の持ちようをアドバイス「何かのせいにして生きていく」

リスナーからのお便り紹介のコーナーでは、小学生の息子を持つ親からのお便りを紹介。

ある時、息子がクラスでいじめを受けていたことを告白されたと言います。

いじめについて親に打ち明けた際、息子さんは気を遣って明るい話題に変えようとしたそうで、その様子を福山さんも「偉いよ」と褒めます。

そして「自分のことを良い人間だとは思ってない、そんなに」「もしよろしければご参考に」と前置きした上で「誰かの迷惑にならないように、本格的に不利益を被らない程度に、自分の心の中で誰かのせいや何かのせいにして生きていく」ことをすすめます。

「全部が全部自分のせいだったり、自分が悪いっていうふうに思わないように、あえてしてる」という福山さん。

全てを自分の責任として受け止めると苦しくなるため、程よく人のせいにすることもあると言います。

■福山雅治の自虐にスタッフもツッコミ「そんなことないですよ」

もっとも、誰かのせいにするときは、心の中だけで思うようにしているそう。

「言うとさ、人を傷つけるし、言った方は覚えてないけど言われた方は覚えてるっていうようなことが起こるから」とのことで、心の中だけで誰かのせいにしているのだとか。

ところが「それでも言ってる時はあると思いますけどね」と言い、スタッフ陣の名前を挙げ「全ての人を傷つけて生きてると思いますけど」と苦笑する福山さん。

スタッフからはすかさず「そんなことないですよ」とツッコミが入ります。

■良い人になりすぎないで…福山雅治のアドバイスにリスナーも共感「気が楽なのは確か」

また、リスナーの息子さんに対して福山さんは「良き人になりすぎて、自分を苦しめちゃうのはやだな。そういうふうな人生の歩み方してほしくないな」とアドバイス。

自分の中の良い部分と悪しき部分を自覚した上で、良い対応をすることが大切だと言います。

ちなみに福山さんは「俺なんか本当に嫌なやつだから、もし俺のこといじめてくる人がいたら、その時は抵抗できなくても、20年後に仕返ししてやるとか思っちゃうよ」とのこと。

「こいつの背中に『アホ』って張り紙してやろうかな、みたいな」と言い、すかさずスタッフから「かわいらしい」とツッコまれていました。

福山さんのアドバイスに対し、ネット上では、

「どこかで疲れて諦めないといけない時、誰かのせいにすることもひとつですね」

「20年後に「アホ」の張り紙w ましゃは多分言えないくらいもっと悪いこと考えてるんだろうなって思ったよwww」

「全部が全部自分のせいだと思うより、程よく迷惑かからないぐらいに誰かのせいにしておくと気が楽なのは確かですね〜〜」

などの声が上がっています。

福山さんのアドバイスに共感するファンも多いよう。「誰かのせいにしてもいい」という言葉のおかげで、心が楽になれた人も多かったのではないでしょうか。

【番組情報】

福山雅治と荘口彰久の「地底人ラジオ」

https://audee.jp/voice/show/94527

(文:二木もなか/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部))