「もう2度と大谷翔平とは野球をやりたくない」――恩師・栗山英樹氏の“衝撃発言”に台湾メディアも反応。複雑な理由に理解を示す

 ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平を特集したテレビ朝日系『徹子の部屋 祝! 大谷翔平MVP&世界一SP』が11月28日に放送され、大谷の日本ハム時代の恩師で、2023年WBCで侍ジャパンを監督として世界一へ導いた栗山英樹氏がゲスト出演。その際のコメントが海外メディアで反響を呼んでいる。
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 栗山氏は大谷がプロ入りしてから5年間、成長を見守ってきた。番組の冒頭で司会の黒柳徹子さんに「今の大谷さんがあるのは栗山さんのおかげ」と言われた栗山氏は、「正直言えばもう2度と翔平とは野球をやりたくない」と本音を吐露。その衝撃発言にスタジオは騒然となった。
  大谷を誰よりも間近で見てきた栗山氏は、「才能はもう手に取るようにわかるので。この才能を潰してしまったら、もし怪我とかで成功しなかったら大変なことになるっていうのはわかっていたので怖くてしょうがなかった」と理由を説明。「それが終わった時に、どこか寂しさとほっとする感じ。これで普通に生活できる」と複雑な心境を振り返った。

 この一連の栗山氏のコメントに台湾メディア『NOWnews』が反応。同メディアは、大谷について「ドジャースに所属する日本のスーパースター、大谷翔平は今季54本塁打・59盗塁という素晴らしい成績を収め、初めてワールドシリーズ優勝の喜びを味わった」と紹介したうえで、「大谷の神レベルの才能を目の当たりにして、恩師の栗山英樹氏は『2度と彼を指導したくない』と認めた」と報じ、栗山氏の考えに理解を示した。

構成●THE DIGEST編集部

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