ピグメント染めによる圧巻のカラーバリエーションで知られる「Good On」。実は20年以上も前からやっているんです。今では様々なショップで目にする事も多くなってきましたし、耳にする機会も増えていると思います。そもそもピグメント染めって一体どんな染色方法なんだろう? と思っている方々も沢山いらっしゃると思うので、今回はそんなピグメント染めについて書いてみようと思います。前回の話もぜひご覧ください。
そもそもピグメントって何??
ピグメントとは『顔料』の事を指し、顔料とは、水や有機溶剤などの溶剤に溶けない着色用の個体粉末の事を言います。塗料や化粧品、プラスチックなどの着色剤などに用いられており、絵の具も顔料です。塗料に顔料を加える事で、様々な色を表現し、美観を表現する役割を果たしています。
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ピグメントを使った染めとは?
顔料を調合して新しい色を生み出している
粒子の大きい顔料をバインダーと呼ばれる接着剤を使用して、Tシャツの生地に固着させる染色方法です。着用による摩擦や洗濯回数が増すごとに、表面が擦れて徐々に色あせし、色合いが変化して行く特徴があります。長く愛用するほどに上質なビンテージウエアのような自分だけの一着に仕上がっていく“経年優化”が楽しめる染色方法です。