宮崎県小林市と、地元高校生などで構成される「絆を結ぶ物語実行委員会」は12月3日に、ふるさと納税制度を活用したクラウドファンディング(ガバメントクラウドファンディング:GCF)をスタートすることを発表した。
「こどもまんなかプロジェクト」がGCFに挑戦
●不登校やいじめ問題などの課題解決プロジェクト
今回、GCFに挑戦する「こどもまんなかプロジェクト」は、社会問題である不登校やいじめ問題といった課題解決に向けたプロジェクトで、九州管内の個性的な授業を実践している教員を小林市に招聘して、「オモロー授業発表会in小林市」を開催する。
「オモロー授業発表会」は、「夢見る小学生」という映画を見たワンピースの代表取締役会長である久本和明氏が、「教育の本丸は公立学校にある」「地域の小中学生にも、必ず夢見る先生たちがいるはずだ」という想いのもと2023年に立ち上げた会で、これまでに北海道から沖縄まで、35市町村で計90回(予定を含む)以上開催されている。
「オモロー授業発表会in小林市」は、高校生が企画・運営し、地域のため自分たちの将来のため、小林市の教育未来のためにJKが本気を出すプロジェクトであり、教員によるピッチ(ショートプレゼン)を通じて楽しく学べる環境構築につなげる。
「こどもまんなかプロジェクト」
イベントは2025年1月12日に開催
「こどもまんなかプロジェクト」は、2025年1月12日にTENAMU交流スペース(宮崎県小林市)にて開催され、第1部(10時30分~12時)では高校生だけで主体的に活動している箱のない学校「絆を結ぶ物語楽園」による成澤俊輔氏の講演会、第2部(13時30分~16時)には「オモロー授業発表会in小林市」が行われる。