ゴミ清掃員としても勤務するお笑いコンビ・マシンガンズの滝沢秀一が公式Xにて、ダンボールを古紙回収に出す際の注意点について紹介。ユーザーの反響を呼んでいる。

■大掃除の季節に

12月となり、そろそろ新しい年に向けて、家の中の片づけや大掃除をする時期に入ってきた。そのなかで、通販を利用した際に届いたダンボールが捨てられずに溜まってしまっているという人も多いはず。

そこで滝沢が、ダンボールを資源として回収に出す際に、注意するべき点について取り上げた。

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■「剥がしてくれると助かります」

滝沢は「古紙回収に出す場合、こういうビニールを剥がしてくれると助かります」と、梱包に使用されていた、ビニールが巻かれた状態のダンボールの画像を投稿。

その理由について「ビニールは異物を取り除く分離器で貼り付いてしまうみたいなので取り除いていただけると嬉しいです」と説明する。

続けて、「剥がすのがどうしても難しい場合は、これだけ可燃ごみに出しても大丈夫です」と呼びかけた。

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■商品の破損防止用だが…

通販を利用すると、商品によっては破損防止のためにビニールで商品をシュリンクし、さらにダンボールの底面に接着して固定された状態で届くことも多い。

箱を処分する際、送り状は個人情報のために大半の人が剥がすものの、ビニールを剥がしてダンボールを解体するのは少し手間に感じるという人も。

しかし、古紙リサイクルの妨げにならないためにも、回収に出す前にビニールはしっかり剥がしておくべきだろう。

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■「こんな状態で…」驚く声

滝沢の呼びかけに、ユーザーからは「こんな状態で出す人がいるなんて」「剥がして段ボールとビニールに分けて出してるけど…剥がさないまま出す人っているんだ」「どうやったらこれ付けたまま出せると思えるのだろうか…」と驚く声が。

さらに、「ハサミやカッターでカットすれば段ボール部分は資源、地域によっては、プラ部分もシール部分以外資源になるのに、どうしてもできないというのは違うなと思います…」との指摘もみられる。

また、「製造側で分別しやすいような作りにしていただけると良いのに…といつも思います」「ティッシュペーパーのケースもビニールが付いていて剥がすの手間ですが、何とか剥がして雑紙で」といったコメントも見受けられた。

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■ダンボールの処分の際の注意点を紹介

(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ