・和才雄一郎の匠オススメ洗顔料「牛乳石鹸(青箱)」
和才雄一郎の匠「色々試したけれど、結局のところコレが1番という結論に落ち着いた。使用後にスースーすることもないし、それでいて皮脂汚れはそこそこしっかり落ちている気がする。
もっとガッツリ皮脂汚れを落とせる洗顔もあるんだろうけど、果たして皮脂を落としまくることが肌に良いのか? と考えたときに、“よくわからんから牛乳石鹸にしとこ” となった。
ちなみに、牛乳石鹸の赤箱はローズ調の香りで、青箱はジャスミン調の香り。青箱の方が香りが強くなくて、そのあたりも好みに合っている」
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・P.K.サンジュンの匠オススメ洗顔料「無添加せっけん」
P.K.サンジュンの匠「正直『洗顔料』を買ったことが無い。体も顔も「無添加せっけん」で洗っている。その昔ちょこっとだけボディソープの時期があったんだけど、すぐに固形せっけんに戻った。
俺は顔も体も洗ったらシャキッとして欲しいのよ。むしろパツパツになって欲しい。うるおいが残るヤツは好きじゃないかな~。なのでおそらく今後も無添加せっけん一択! 男は黙って固形せっけんだろ」
・砂子間正貫の匠オススメ洗顔料「石鹸」
砂子間正貫の匠「お土産でもらった石鹸がたくさんあって、それを順番に使っている。こだわりはない。何でもいい。
でも、石鹸がなくなって自分で選べるなら「しっとり系の洗顔」を買いたい。40代からのメンズケアみたいな上質なやつを使ってみたい。1000円くらいするやつを使ってみたい。いい香りのやつ」
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・御花畑マリコの匠オススメ洗顔料「オルビスユードット フォーミングウォッシュ」
御花畑マリコの匠「長年、朝の洗顔を「めんどくせ〜」と思っていたのだが、それを変えた逸品。まるでホイップクリームのようにきめ細かく、もっちりと濃密な泡立ちで、顔を泡で包み込む瞬間がめっちゃ気持ちいい。よく、洗顔はゴシゴシこすらず、手のひらで泡を転がすように洗うこと……と言われるけどそれができる。そして泡切れもよくヌルヌルしない。
不要な角質は優しく落としつつ、洗い上がりの潤いは残る。しっとり系なので男性は向かないかもしれないけど、アラサー以上の女性にはおすすめできる。やや高めだけど、少量でモコモコ泡立つのでコスパはかなりいいと思う」
・GO羽鳥の匠オススメ洗顔料「キュレル 潤浸保湿 泡洗顔料」と「メラノCC ディープクリア酵素洗顔」
GO羽鳥の匠「まず家での洗顔はキュレルの泡洗顔。非常にきめ細やかな泡が出てきて、すっきりと洗い流せる。洗面台と、お風呂場にそれぞれ1ポンプずつ置いている。
5万円海外旅行の時や、キックボクシングの練習(シャワー)の時は、メラノCCの洗顔料を無印良品のポリエチレン小分けチューブに入れて持ち歩いている」
・門外不出の研究
以上、顔洗いの匠11人によるオススメ洗顔料であった。それにしても全員違う洗顔料を使っていようとは。その上で1つの共通項を感じたのは、51歳の佐藤英典、46歳のP.K.サンジュン、44歳の砂子間正貫と年上記者は石鹸率が高かったこと。これには長い旅の末に家に返ってくるような万感の「ただいま」を感じる。
また、唯一、45歳以上でシャンプー派だったGO羽鳥は、二刀流をしているなど、それぞれに信じる道を突き進んでいることが判明した。まるで魔術師家系の地下室のように、門外不出の研究がそこにある。やはり洗顔料は沼だ。あなたのより良い洗顔ライフの参考にしていただけると幸いである。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.