A24×主演ヒュー・グラントによる”脱出サイコスリラー”『HERETIC』2025年4月日本公開決定!

ヒュー・グラントが主演を務めるサイコスリラー『HERETIC(原題)』が2025年4月25日(金)より全国公開されることが決定した。

今年2024年3月の第96回アカデミー賞で国際長編映画賞、音響賞を受賞した『関心領域』(23)や、昨年2023年の第95回アカデミー賞で作品賞ほか7部門を受賞した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(22)のほか、数々の話題作を世に送り出してきた映画スタジオ、A24。いまや世界を席巻するA24はこれまで『ヘレディタリー/継承』(18)、『ミッドサマー』(19)、『LAMB/ラム』(21)、『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』(22)といった数々のスリラー、ホラー作品を世に送りだしてきた。そんなA24が贈る本作は、“脱出サイコスリラー”。『クワイエット・プレイス』(18)で脚本を手掛けたブライアン・ウッズ&スコット・ベックのコンビがメガホンをとり、ホリデーシーズンである11月8日に北米で封切られ、初登場2位を記録し、観客を驚かす先の読めない練り込まれた展開に絶賛が寄せられた。

物語は、大雨の中モルモン宣教師の若いシスター2人が、ある家に布教活動に訪れるところから始まる。2人を迎えた男性は、雨に濡れるから家の中で話しませんか?と問う。シスターたちは「男性のみが住んでいる家には入れないの」と断るが、「妻がいるよ。パイは好きかい?妻がいまオーブンに入れているよ」という男の言葉を信じて家に入ることに。しかしそこは、一度入ったら二度と出られない、恐ろしい仕掛けが張り巡らされた家だった…。

主演を務めるのは『ラブ・アクチュアリー』(03)、『ノッティングヒルの恋人』(99)、「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズなどで知られるグラント。本作では、その温厚でウィットに富んだ魅力を完全に封印し、高いIQを誇り、全ての宗教に精通しているという謎の男ミスター・リードを怪演している。パブリックイメージとのギャップが話題を集めていて「ヒュー・グラントが死ぬほど恐ろしい」(Rolling Stones)、「『パディントン2』を二度と同じようには観られないだろう」(Time Out)、「グラントのキャリア史上、最も印象に残る演技の一つになるだろう」(San Francisco Chronicle)といった評価が集まっている。

そして布教活動のためにミスター・リードの家を訪問してしまう2人のシスター役をソフィー・サッチャーとクロエ・イーストが好演している。

原題にもなっているHERETICという言葉は直訳すると「異端者」。この言葉が意味するものは、あなた自身の目で確認してほしい!

文/スズキヒロシ