物欲旺盛なライトニング編集部員たちが、今の気分で選んだ欲しいモノや身銭を切って購入したアイテムをジャンルレスで報告! 今回は「何かを作るのは嫌いではないのだが、不器用なのと詰めの甘さでたいていの場合失敗する。実は今回も2×4材の長さが微妙に足りなかったりとこっそりやらかした」と語る編集部の旅好き女子・めぐミルクがお届け!

「ラブリコ」のアジャスター

高校生の頃、学校主催のバザーが年に一度あった。何を出品してもいいのだけれど、手持ちで出品できそうなものは何もない。どうしようかと学校帰りに手芸屋さんを徘徊していたら、針金ハンガーをベースに2色の布テープを編み込んだハンドメイドハンガーを見つけた。店員さんにやり方を教えてもらって、何度もやり直しながらもどうにか完成。意外にもすごく好評で、次の年も同じものを作って出品した。もしかしたらこれが初めてのDIYだったのかも。

そしてウン十年後、本誌でDIY連載の担当。実際に自分で作っていたわけではないけれど、初心者向きの材料のことやドライバーの使い方など叩き込まれた。その知識がまさか役に立つ日が来るとは! 2畳あるかないかくらいの極せまスペースを収納部屋にすべく、棚を自作することにしたのだ。

使ったのは2×4材。床から天井に柱のように設置するのだが、ポイントはラブリコのアジャスターを木材の天地に装着すること。これなら床も天井も壁もキズがつかず、設置も取り外しも簡単にできる。やっぱり便利だな。ご存じの方も多いと思うが、この手のアイテムは結構ある。DIYスイッチが入ったいま、いろいろ試してみたいかも。


ラブリコのアジャスターは用途によって3種類ある。今回使用したのは2×4材対応の普通タイプのアジャスター。1柱あたり20㎏までの荷重に耐えられ、壁収納や間仕切りに適したアイテムだ。オフホワイト、ブラック、ブロンズ(写真)、ヴィンテージグリーンなどカラバリも豊富。1496円


天井と床の接地面は樹脂と合成ゴムでできているためキズが付きにくい仕様になっている。22gと軽量なのも◎


2×4材の両端にはめるだけの工具いらず。天井と床に対して垂直になるように設置しよう。傾斜した場所には使えないので注意


天キャップと上キャップをつなぐジャッキを回転して締めることで安定した設置が可能になる。2×4材は天井から95㎜短いものを用意しよう

【問い合わせ】

平安伸銅工業

https://ec.heianshindo.co.jp

(出典/「Lightning 2025年1月号 Vol.369」)