4日深夜放送『永野&くるまのひっかかりニーチェ』(テレビ朝日系)で漫才賞レース『M−1グランプリ』王者のウエストランド・井口浩之が登場。大活躍中の彼が金銭事情を赤裸々に語った。
■若手に厳しい井口
永野と令和ロマン・高比良くるまがMCを務める同番組。2人が番組で募集した「生活のなかで生まれた妙にひっかかってること」について議論を交わしていく。
今回は、ゲストの井口に33歳の女性から苦言が寄せられる。「YouTubeで活躍する若い芸人を厳しくイジる」井口に対し、「ハード(テレビやYouTube)ではなくソフト(企画・ネタ)をおもしろくするのが芸人の主流」のはずだと女性は主張、「ハードのなかで新規性のあるおもしろいものができていたらいいのでは?」と尋ねた。
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■金銭事情が影響
井口はそれを認めたうえで、YouTube自体を否定するのではなく「内容がつまらない」点に辟易していると主張。ダウンタウンのような国民を熱狂させる若手の登場に期待していると明かす。
そこから議論は白熱。高比良は「弱者ポジションを取るにはもうチャンピオンだし…」とたしなめたが、井口は「それにしては金がほしいよもっと。金くれもっと金、金をくれよ、同情するなら。同情するなら金をくれ」と名作ドラマ『家なき子』(日本テレビ系)の名セリフを絡めて本音を漏らした。
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■若手コンビと同収入?
「想像以上に、働いているのに金がない」状況だと井口は認め、「地位より金」だと苦笑。
永野らが「だから(若手が)許せないんだ」とうなずくなか、井口は「マジで、(2018年結成の若手コンビ)9番街レトロと同じ(月収)でした」と告白、さらにある若手コンビは「7倍稼いでいる」と触れると、高比良らは「え?」「ホントですか?」「じゃあ言っていいですよ」と井口の気持ちに理解を示す。
2013年にコンビを結成、『M−1』王者にも輝いた井口は「それが悔しいから言ってるだけなのに」と主張。永野らは「それを言わなかったのはギリギリのプライド」「井口さんを抱きしめてあげたい」「(暗躍するヒーロー)バットマンみたい」と井口に寄り添っていた。
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■井口が「よりおもしろくなる」
9番街レトロらが所属する吉本興業では、配信やグッズの売上げが大きく、以前と比べて若手芸人もかなりの額を稼いでいると明かされてきた。永野や高比良は井口の金銭事情を「聞いてよかった」と言及、「こいつ金ねぇんだ」と知ると井口がよりおもしろくなると評す。
井口の激白に視聴者からも「今日の回面白すぎてもう3回も観ちゃった。井口さんの月収の話でくるまさんがマジで引いてた顔が」「M−1チャンピオンが9番街レトロと一緒なのは引いたわ 井口相当頑張ってるよ」「井口と9番街レトロと給料一緒なの? は?」と驚きの声が寄せられている。
(文/Sirabee 編集部・サバマサシ)