・手間がかかるぜ仙台グルメ
3位は『仙台麩(あぶら麩)』(税込189円)。「『はらこ飯』と『あぶら麩丼』は宮城の2大どんぶり」と友人談。
お麩が名物の地域っていくつかあるけど、「自分に扱えるか?」と考えると、いつも買うのを躊躇してしまう。ついにその時が来たようだ。
パッケージに「あぶら麩丼の作り方」が記されていたので、そのレシピに従う。まずお麩を2cm幅にカットする。
なんかフランスパンみたいでカワイイ〜!
あとは親子丼の要領で、めんつゆと具を煮詰めて卵でとじれば完成。それはそうと……
1人分に対して「砂糖 大さじ4」って、ちょっと多くね……? まぁ、ここは宮城のやり方に従おう。
こちらが私の自作したあぶら麩丼。
…………甘い!!!!!!!!
けど嫌いじゃない、むしろ好き!!!!! 私の故郷たる鳥取県はすき焼きにアホほど砂糖を入れるような地域。甘い料理を食べ慣れてきた私にとって、この味はかなりアリだった。イケるかどうかは出身地に関係していると思う。
そして仙台麩。これだけ汁を吸ってもしっかりと歯ごたえが残っているのは、麩の概念が覆るほどの衝撃であった。もしかすると親子丼より好きかもしれない。個人的に今回1番のヒット。
4位は『白石温麺(しろいしうーめん)』(税込448円)。
宮城県白石市の名物で、一般的な麺よりだいぶ短く、油を使わず作られているのが特徴。
うまく説明できないけど、普通のそうめんとは味も食感もちょっと違う。なお「白石」の文字を見たとき、一般的には「しらいし」と読むことが多いと思うのだが、「しろいし・しらいし、どっち……?」となるのは宮城県あるあるらしい(友人談)。
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・甘いぜ宮城グルメ(糖質的な意味で)
5位は『牛タン仙台ラー油 辛口』(税込900円)。地元の人が普段使いしているとかではないが、かつては品薄で買えなかったほどおみやげとして人気なのだそう。
もはやラー油関係ないんじゃないの? ってくらい肉が詰まりすぎている。
こんなもんウマくないワケがなく、言うまでもないがリピ確定。味はピリ辛。そして甘い。「宮城の人、甘い味付け好き説」がだいぶ信憑性を増してきた。
以上、結果的に「ガッツリ飯を食う」がテーマとなった宮城県民オススメグルメ。閉店前にぜひ池袋のアンテナショップでお買い求めくださいね〜!