ユナイテッドアローズからSpiberのプロテイン繊維を原料に含むアイテムが6ブランドで商品化

株式会社ユナイテッドアローズは、サステナビリティ活動「SARROWS(サローズ)」の取り組みとして、Spiber(スパイバー)株式会社の開発するプロテイン繊維「ブリュード・プロテイ ファイバー」を原料に含む同一生地をブランド横断で使用し商品化することを発表しました。

 

ユナイテッドアローズ6ブランドで「ブリュード・プロテイ ファイバー」を原料に使用したアイテムが登場

1989年に創業し、独自のセンスで国内外から調達したデザイナーズブランドとオリジナル企画の紳士服・婦人服および雑貨等の商品をミックスし販売するセレクトショップを運営するユナイテッドアローズ。

同社のサステナビリティ活動の合言葉「SARROWS(サローズ)」は「Sustainability」の「S」と「ARROWS」の「A」を掛け合わせた造語。

2030年に向けた3つの活動目標:「Circularity(循環するファッション)」「Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)」「Humanity(健やかに働く、暮らす)」と、この3つのカテゴリーに紐づく数値目標を設定し、目標の実現を目指し、具体的な取り組みを進めるとともにその進捗状況を積極的に情報発信しています。

この度ユナイテッドアローズは、このSARROWSの取り組みの一環で、山形県鶴岡市に本社を置くバイオベンチャー・Spiberが開発したプロテイン繊維「ブリュード・プロテイン ファイバー」を原料に含んだ同一生地を、ブランドを横断して商品化することを発表しました。

「ユナイテッドアローズ」「ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ」「エイチ ビューティー&ユース」など6ブランドから、アウター・ジャケット・パンツ・スカート・オールインワン・ハット等の全15アイテムを企画。

各アイテムは2025年1月中旬以降順次発売予定。

サステナビリティ推進を目的にブランド横断で同一素材を使用して商品化するのは、当社にとってこれが初めての試みとなります。

サステナブル、リジェネラティブが叫ばれる中、世界中で環境影響の低い繊維の開発が進んでいる中、日本におけるその代表例がSpiber社の「ブリュード・プロテイン ファイバー」。

環境影響には、気候変動・水資源・化石燃料等様々な側面があり、現状ではブリュード・プロテイン ファイバーも既存の繊維と比べて全ての側面で優位というわけではないため、Spiber社は継続して課題と向き合い、研究開発や生産改良を進めています。

ユナイテッドアローズはこの真摯な姿勢に共鳴し、先駆的にブリュード・プロテイン ファイバーを使用することでさらなる素材開発と環境影響低減に貢献していきたいと考え、この企画の実現に至ったと説明。

高いサステナビリティ意識を根底に持ちつつ、それぞれのブランドらしさを表現して各アイテムに落とし込んだアイテムを展開します。2024年2月発売の「ユナイテッドアローズ」のニットアイテムに続いて、今回で2回目の商品化となった本生地を使用したアイテムをお見逃しなく。

 

展開アイテム紹介(一部抜粋)

【ユナイテッドアローズ】

●アウター

展開ライン:メンズ
価格:79,970円

●ブラウスブルゾン

展開ライン:ウィメンズ
価格:46,970円

【ビューティー&ユース ユナイテッドアローズ】

●ジャケット

展開ライン:メンズ
価格:35,200円

●オールインワン

展開ライン:ウィメンズ
価格:39,930円

●商品販売:2025年1月以降順次発売

SARROWS詳細:https://www.united-arrows.co.jp/sustainability/