【ドスパラってなに?がわかる! 全店舗制覇の旅・16】「自作PCの新しさや楽しさをもっと多くのお客様に伝えていきたいです」――。こう話すドスパラ甲府飯田店の鮎川昇平店長は、ドスパラに勤めて13年目になるベテランです。先輩から学んだ知識を吸収して自分の言葉に変換してお客さんに還元する。そうした接客を通じて社会に貢献しているという意識も強まり、働き甲斐を感じているといいます。同店の取り組みと、ドスパラで働く楽しさについて語ってもらいました。
ドスパラ甲府飯田店の鮎川昇平店長
●昔以上に盛り上がっている自作PC
――ドスパラ甲府飯田店は一言で表すとどのようなお店ですか?
鮎川昇平店長(以下、敬称略) お客様の様々なお困りごとに地域密着で対応したり、些細なことでも気軽に相談したりしていただける店です。山梨県は他県と比べて人口が少ないのですが、そんな中でも「地域にドスパラがあってよかった」と思っていただける店を目指しています。
――以前と比べて自作PCの市場環境や客層はかなり変わっているのではないでしょうか。
鮎川 はい。自作PCは昔以上に盛り上がっています。光るパーツが増えたり、組み立てや配線の取り付けも簡単になったりしています。昔は配線の規格が異なるとつながらないという難しさがありましたが、今では配線同士を簡単につなげられます。自作PCの楽しさを、もっと多くのお客様に伝えていきたいです。
店内は明るく、見渡せるので気軽に入りやすい
もちろん、30~50代でPCを触ってきた昔からのお客様もいます。PC専門店となるとどうしても敷居を高く感じられるお客様もいらっしゃると思います。しかし、今では若いお客様が家族で来られたり、プログラミングやゲームをプレイしたいというニーズから、小学生のお子さんのためにPCを購入するケースも増えています。
そして、女性のお客様も来られます。ゲーミングPCがほしいと思ったときに、ネットで調べてから来店される方が多いですね。SNSで紹介されていた光るPCを見たお客様が、同じようなPCがほしいと言って来られます。
PCケースのカラーもバリエーションが豊富
また、当店で組み立て代行をした自作PCを、お客様から許可をいただいた上で店の公式Xで紹介して、それを見た別のお客様が来店するような好循環も生まれています。今は個人で情報を発信できるなど、情報の発信手段が昔よりも多様化していて、ネットの口コミ効果は大きいです。
PCケースの幅とビデオカードの長さがわかるように工夫
――アルプス山脈に向けて南北に一直線に伸びている大通りのアルプス通り沿いで、ドスパラの大きな看板が目立ついい立地ですね。
鮎川 当店は2022年1月にオープンしたので来年の1月で3年目になります。オープンする1年前までJR甲府駅近くの商業施設ココリで営業していましたが閉店しました。駅前店からロードサイド店に移転した形です。
山梨の一番大きな通りである国道20号線(甲州街道)が横に伸びていて、アルプス山脈に向けて南北に通っているのがアルプス通りになります。通勤時間帯は交通量も多い通りで、当店の駐車場には車16台が止められます。
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●仕事の楽しさや意味を見いだすようになった
――ドスパラで働いて13年目とのことでベテランですね。自作PCは業務も含めて200台以上を組み立てていると聞きました。
鮎川 はい。初めはPCに関する知識がまったくなかったのですが、モノづくりは昔から好きでした。最初は秋葉原のドスパラパーツ館でアルバイトとして働いていました。私も当時、ここまで長く務めるとは想像していませんでした(笑)。しかし実際に働く中で、仕事の楽しさや意味を見いだすようになりました。
先輩のサポートやバックアップを受けながら知識を習得して、それをお客様に還元しています。自分の仕事を通じて社会に貢献している意識が強くなり、働き甲斐を感じています。最近は自分で教えられることも増えてきたので、今後は後輩の育成にも力を入れていきたいですね。