ラグビーボールを抱えたラガーマンが、今まさにトライを決めた姿が焼き印になっている。キュートなどら焼きの皮に挟まれた、粒あんともちもちの求肥の食感が楽しい。
●ピーナッツバターと粒あんの共演
肥後橋駅から徒歩7分、東大阪に本店をもつ『ittan 五條堂』。ラグビー場のある地域を応援したいという思いから、二代目店主の柴田彩さんが考案したのが「トライ焼き」だ。
プレーンなどら焼きに対してもう1種の「夢見るトライ焼き」は、和洋な味わいを存分に楽しんだあと、はたと組み合わせの意外性に気がつくほど、ピーナツバターと粒あんが絶妙にマッチしている。この出合い、ありそうでなかったかも。
こちらの焼き印はラガーマン自身がピーナッツの殻をまとってトライしていて茶目っ気たっぷりだ。
夢見るトライ焼き(ピーナッツバター入り)320円
手渡した相手の反応も楽しみになる、遊び心と可愛らしさ溢れるどら焼き。ぜひ手土産に。
『ittan 五條堂』
住所/大阪府大阪市西区京町堀1-4-4
※こちらの記事は、関西の食雑誌「あまから手帖」がお届けしています。
あまから手帖=https://www.amakaratecho.jp/amakaratecho/