『WORLD TAG LEAGUE 2024』アスリートタウン延岡アリーナ サブアリーナ(2024年12月5日)
Aブロック公式戦 ○ザック・セイバーJr.&大岩陵平vsジェフ・コブ&カラム・ニューマン×
ニューマンが右ヒザを負傷するアクシデントで無念のレフェリーストップ負け。ザック&大岩が不本意な形ながらも最終公式戦に勝利した。
2勝4敗のザック&大岩と3勝3敗のコブが最終公式戦で対戦した。1・4東京ドーム大会でのNJPW WORLD認定TV王座3WAY戦(王者・成田蓮との3WAY戦)を控える大岩とコブの前哨戦ともなった。
コブがショルダータックルでなぎ倒せば、大岩は腕攻めで応戦。コブがドロップキックを放って譲らず。中盤には大岩がブレーンバスターで投げ、ローリングラリアットを叩き込んだが、コブもアスレチックプレックスで叩きつけてやり返した。
終盤にはコブがザック、大岩をジャーマンで次々に投げた。大岩もジャーマンでやり返す意地を見せ、白熱した展開が続く中、大岩の雪崩式ブレーンバスターを阻止したニューマンが右ヒザを負傷するアクシデント。リング下で右ヒザを押さえながら苦もんするニューマンを続行不能と判断したレフェリーが試合を止めた。
ニューマンがヒザの負傷のためレフェリーストップ負け。試合後、担架が用意されたが、ニューマンは意地で拒否。コブとセコンドの肩を借りて控室に戻った。不本意な結果とはいえ、ザック&大岩は3勝目で有終の美。二人は「カラム、お前を待ってるぞ。なぜならお前はIWGP世界ヘビー級王者相手に真っ向からやってきた。トドメを指す寸前のところだったけど……俺たちにはまだやり残したことがある。だからしっかりと治してこい」(ザック)、「カラム、早く戻ってこいよ。でもまずはしっかり治すんだ」(大岩)とニューマンにエールを送っていた。