元阪神タイガースの下柳剛氏が自身のYouTubeチャンネル『柳に風』で、阪神タイガースに東北楽天ゴールデンイーグルスを退団した田中将大投手の獲得を提案した。

■下柳氏が田中投手の獲得を提言

下柳氏は藤川球児監督に向け、「マーくん採れよ。伊丹出身だし、まだ行けるって」と田中投手の獲得を提言する。

獲得したほうがいい理由を質問されると「ヤンキースでローテーションを守ったんだよ。あのニューヨーク・ヤンキースで。同じ縦縞やけどね。そこでローテーションを守って、メジャーから帰ってきて、知識もある。 24勝0敗で日本でもトップを極めた」と実績を高く評価した。

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■田中投手のノウハウを評価

田中投手の現状に下柳氏は「アメリカから行って帰ってきて、ちょっと去年は故障がちで苦労して、でも今から復活するし、いろんなノウハウを持ってるベテラン選手ではあるから」と説明。

阪神入団後に「その知識はタイガースの若手ピッチャーにも良い影響を絶対与えるし。まだ働ける力が残ってるから。十分投げられると俺は思ってるんで。そこをうまく使えば、絶対にプラスになるから」と語った。

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■結果を残せなくても貴重な存在に

さらに「今、阪神のローテーションも、ちょっと苦しい状況やから、固まるまでのあいだに将大に投げてもらうのは、ものすごくプラスになる」とコメント。

また、田中投手が結果を残せなかったとしても、若手のコーチ役として貴重な存在になるという見方を示し「球児、どう? あとでLINEするわ」と呼びかけていた。

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■獲得する球団は?

田中投手は年俸交渉で折り合いがつかず、楽天を退団。他球団への移籍を目指している。東京ヤクルトスワローズが調査していると報じられたが、現在のところ獲得に前向きな球団はでていない模様だ。

なお阪神タイガースは納会の席で嶌村聡球団本部長が「補強ポイントに合っていない」と話したことが報じられている。

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■下柳氏が田中投手の阪神入団を提言
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治