12月1日に放送された日曜劇場海に眠るダイヤモンド」(TBS系)の視聴率が6.7%と、回を重ねるごとに下がり続けている。

「初回視聴率11%でスタートした『海に~』ですが、2話目にして1ケタ台へと下落し、その後も7%台の低空飛行が続いていました。そして今回、ついに視聴率6%台に突入し、当初の半分近くにまで下がってしまったのです。同ドラマは昭和の軍艦島を舞台とした作品ですが、恋愛要素も多いことからネットでは『もっと社会的なサクセスストーリーが見たかった』『日曜劇場を観ていたはずなのに、気がついたら恋愛リアリティショーが始まっている』などと、日曜劇場のイメージと噛み合っていないという意見が多くあがることに。このまま数字が下がり続けた場合、『日曜劇場』の全話平均視聴率で歴代ワースト入りも懸念されています」(テレビ誌記者)

 そんなTBS「日曜劇場」作品の歴代ワースト平均視聴率は、唐沢寿明主演の「ナポレオンの村」と、香取慎吾主演「家族ノカタチ」が9%で同率2位、そして錦戸亮主演「ごめんね青春!」が7.7%のワースト1位となっている。

 今後、この並びに「海に~」が加わる可能性もあるわけだが、ドラマファンの間では早くも来年1月クールの「日曜劇場」に注目が集まっている。

「『週刊女性PRIME』や『東スポ』によると、来年1月の『日曜劇場』は松坂桃李が主演に内定しているのだとか。ドラマは学園モノで、2番手に吉岡里帆がクレジットされているとのこと。また、生徒役はオーディションを勝ち抜いた有望な若手俳優が起用されるようです。近年の学園モノといえば、2021年放送の日曜劇場『ドラゴン桜2』(TBS系)が最終回で視聴率20%超えの大ヒットとなりました。そういった理由もあり、ドラマファンからは早くも『「VIVANT」(TBS系)以来の松坂桃李は期待しかない』『そろそろ予告映像とか解禁してほしい!』と期待の声があがっています」(前出・芸能記者)

 今年は「アンチヒーロー」や「ブラックペアン シーズン2」など、話題を呼んだ作品もあった日曜劇場。はたして来年、TBSは離れた視聴者を取り戻せるだろうか。

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