監督が代わるだけで、ここまでチームが衰退してしまうものなのか。

　守田英正が所属するスポルティングは、現地12月５日に開催されたポルトガルリーグの第13節でモレイエンセと対戦。守田がダブルボランチの一角で先発したなか、12分に先制したものの、19分と35分に被弾して、１－２で敗れた。

　これで、国内リーグで今季初黒星を喫した前節のサンタ・クララ戦（０－１）に続いて格下にまさかの２連敗。ホームで１－５の惨敗を喫したチャンピオンズリーグのアーセナル戦を含めると、公式戦３連敗となった。

　ルベン・アモリム前監督の下では開幕11連勝だった昨シーズン王者は、11月にその指揮官がマンチェスター・ユナイテッドに引き抜かれ、Bチームから昇格したジョアン・ペレイラ新監督が指揮を執って以降は、３部チーム相手にカップ戦で勝ったのみで４戦３敗と大惨事に陥っている。
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　この緊急事態に、ファンからは次のような声が上った。

「アモリムを返せ」
「この４年が２週間で台無しになった」
「ジョアン・ペレイラは出て行け！」
「マンチェスター・シティに４－１で勝った欧州で最高のチームが２、３週間で全て変わってしまった」
「ジョアン・ペレイラは勝者のチームを台無しにした」
「４試合で十分だ」
「もう我慢の限界だ」
「アマチュアレベルかよ」

　また、マンチェスター・Uのサポーターからも「スポルティングでいま起こっていることには申し訳ない」という同情も寄せられた。

　現役時代はスポルティングやポルトガル代表で活躍した新指揮官は、この危機を切り抜けられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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