つい先日、仕事で神奈川県厚木市の「本厚木駅」近くの宿に1泊した。素泊まりだったのでチェックアウト後に地元の方に教えてもらった有名店で朝食を食べることに。ナビの案内によると、駅南口から10分くらい歩けば目的地に着くそうだ。
お店の名前は「ラオシャン」。ちなみにラオシャンの隣には「バングラデシュ料理メグナ」という老舗インドカレー店もある。ラオシャンとメグナ……どちらも本格派の雰囲気を漂わせているが、今回は朝9時から営業しているラオシャンに入ることにした。
・ラオシャン
地元民が推薦するラオシャンは、想像以上に達人的なオーラを放っていた。名店と呼ぶにふさわしいシンプルかつ大胆な店構え。まるで町中華の大ボス登場である。
年季の入った赤い屋根看板には「タンメン・餃子の店」。同じく赤いのれんには「厚木ラオシャン」と書いてあった。渋すぎる……言われなければ朝9時から営業しているとは思わなかっただろう。ただ確実にのれんは下がっていてドアも開いている。
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・究極のシンプル
のれんをくぐると、赤色のコの字型カウンターと赤色の丸イス。シンプルを極めている。
んで、メニューは手書きだ。一言でいえば硬派。まるで書の達人が書いたような文字である。ちなみに1番人気はワカメタンメンらしい。いや、まずは看板のとおり「タンメン(750円)」と「餃子(600円)」を頼んでみるか。