PayPayは、スマートフォン決済サービス「PayPay」において、2025年1月(当初は23年8月以降)、PayPayカードが発行する「PayPayカード/PayPayカード ゴールド」以外のクレジットカード(他社クレジットカード)を利用した決済を停止すると発表した件について、停止せず、引き続き他社クレジットカードを利用できるよう、新たな利用方式を検討していくと発表した。
「他社クレジットカードの利用停止」を撤回
●他社クレジットカード利用者は2025年夏ごろまで現状維持が可能に
「PayPayカード/PayPayカード ゴールド」会員や銀行口座チャージ、現金チャージを利用している場合は、この変更に伴う影響はなく、仕様変更による影響は軽微と考えられたが、他社クレジットカードでPayPayを利用しているユーザーの声を受け、撤回を決定した。なお、現状、他社クレジットカードを利用したPayPay決済時に発生する手数料は、PayPayが定めた決済システム利用料を上回っている状態が続いているという。
今回の方針転換により、PayPayに登録済みの他社クレジットカードを利用した決済は、25年1月1日以降も利用できる。クレジットカードの再登録が必須となる新たな利用方式は、25年夏以降に提供予定。新たな利用方式では、ユーザーが利用料を負担する可能性があり、詳細は25年春に告知する予定だ。