【冷酷と激情のあいだ〜女性編～】

39歳、15歳年上の夫と再婚したけれど

どうしたらいいの？（写真:iStock）

　39歳で再婚をした真理恵さん（仮名）は、15歳年上の夫・ショウジさん（仮名）との性生活に深い悩みを抱える新婚の女性です。

　過去の結婚生活のせいで「今度こそは失敗をしたくない！」と強い決意で再婚を決めましたが、早くも問題が生じていると話します。

「困っているのは、夫との“夜の生活”です。

　私は離婚をしたときに『もう二度と結婚はしない』と思うほど、男の人との生活に懲りていたので、今回の再婚を決めるまで本気で悩んだんですよ。

　だからショウジさんとは結婚をするまでベッドはともにせず、初夜は入籍をした日でした。

　彼には付き合っているときに再三、私から『結婚は懲りごりだ』と話はしていて、私のポリシーを理解してくれたうえでの再婚だったんです。

　入籍をするまで、体の関係を待ってくれたことには感謝していますが、夫婦になってからの“その時間”は、苦痛以外の何物でもありません」

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夫との夜の生活がしんどい

私は彼に尊重されていないの？（写真:iStock）

　真理恵さんが悩んでいる理由は、ズバリ夫の“夜の嗜好”について。夜の生活が「すごくしんどい」と続けます。

「夫の過去の女性遍歴を詳しくは聞いていないのですが…。

　夫は、私にセクシー系のキャバクラ嬢みたいな振る舞いを要求してくるんです。私は普通に愛し合いたいのに。

　自分がすごく安く扱われているような気がするっていうか…。言葉攻めみたいなのも気持ち悪いし。
　
　長い時間をかけてネチネチと求められるとおかしなプレイに付き合わされているみたいで、みじめな気分になります。

　私は、彼に尊重されていないのでしょうか。

　正直、ショウジさんと一緒のベッドで眠りたくないんです。それくらい不快感です。

　だけど、まだ結婚をして4カ月だし、さすがに離婚をするには早すぎるのかなって…。だから我慢に我慢を重ねて応じています」