来年元日に開催される「日本一早い賞レース『100×100』(ハンドレッド ハンドレッド)」の開催概要発表会見が、12月6日(金)に吉本興業東京本部で開かれ、本選に進出する40組が発表されました。『100×100』は1回戦100秒、準決勝200秒、決勝300秒と、ステージが上がるにつれてネタ時間が増えていくシステムで、今年で2回目の開催。コントでも漫才でも面白ければ何でもありのレースを制するのは誰なのか――。出場者たちが早くも火花を散らしました。
出典: FANY マガジン
MC徳井「朦朧とした人の脳みそを揺らしたコンビが優勝」
「日本一早い賞レース」の名が示す通り、元日に開催されるこの大会。今年は総勢375組のエントリーがあり、優勝者には100万円の賞金が授与されます。ネタ披露場所からの中継MCはバイク川崎バイク、そして審査員はお~い!久馬(ザ・プラン9)、椿鬼奴、中山功太が務めることが決まっています。
会見冒頭に登場したのは、前回に続いてMCを務める平成ノブシコブシ・徳井健太と日下怜奈アナウンサー。徳井は前回を振り返って、「意識が朦朧とするくらいの長丁場の収録時間で。決勝の3組もたぶんヘロヘロだっただろうけど、そんな朦朧とした人の脳みそを揺らしてきたコンビが優勝した」と語ります。
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そんな徳井の脳みそを揺らした、前回の優勝者であるイチゴが登場しますが、コンビなのになぜかイクトのみ。イクトはなぜ相方の木原優一が来ていないかを説明しますが、よくわからない内容で最後には「じゃあもういいよ! と思って来ましたよ!」と逆ギレして、会場を謎の笑いに包んでいました。
またイクトは前回を振り返って、「人気のない僕らでも優勝できた! 神保町よしもと漫才劇場のメンバーは皆すごい人気あるんですけど、僕はない。なぜかと言えば神保町のお客さんは“前髪”が好き。だから僕もダメだし、徳井さんもダメです」と話し、巻き添えになった徳井は爆笑していました。
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家族チャーハンは清川雄司にライバル心むき出し
ここでいよいよ本選進出の40組が発表され、そのなかからスカチャン(ヤジマリー。、みや)、今井らいぱち、家族チャーハン(大石、江頭)の3組が登場します。
家族チャーハンの大石は、「この賞レースのために毎日ネタ磨いてきたので!」と言いつつ、自身のジャケットをめくると959番のゼッケンがちらり。「……昨日落ちた大会です」と、M-1グランプリ2024の準決勝で敗退したことを自虐ネタにしますが、イクトは「でも、こういう前髪のやつが神保町では人気があるんです!」と大石の髪型をイジっていました。
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昨年も本選進出したスカチャンは、ヤジマリー。がお得意の下からのエアーあてで自己紹介をしつつ、「吉本の営業回数ランキングトップ10に入ってますので!」と大会に自信をのぞかせます。
ただ、「去年は会場がローラー使えないカーペットで、僕の力は7割減だったので。今年はカーペットだけなしでお願いします!」と、ネタで愛用するローラーシューズが使えるよう運営側にお願いする場面もありました。
その後、記者から「優勝したら賞金は何に使う?」と聞かれると、ヤジマリー。は「スプレー代が地味に月に8万かかっている。2024年は88万円。なので、その分はもらって、残りの12万を相方のみやにあげます」とキッパリ。
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一方、今井らいぱちは「4月に大阪から上京してきてまだ半年くらいなんですが、もう引っ越ししなくてはならなくなった。いま、かまいたちの山内(健司)さんから引っ越し代170万円を借りているので、その借金返済したいです!」と話し、優勝への意気込みを見せていました。
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また、40組から気になる出場者を聞かれた家族チャーハンは「清川雄司です! 6月にあった『UNDER AWARD 2024』(芸歴5年目以下の若手芸人No.1決定戦。清川が優勝)でこいつに全部もっていかれたので! 負けたくない!」と闘志を燃やしていました。
『100×100』は2025年1月1日(水)17:00から YouTube「吉本興業チャンネル」で生配信されます!