スマックダウンが現地時間6日、ミネソタ州ミネアポリスで行われ、“モーターシティ・マシンガンズ”アレックス・シェリー&クリス・セイビンが“#DIY”ジョニー・ガルガノ&トマソ・チャンパに敗れ、WWEタッグ王座から陥落した。
シェリー&セイビンは10・25スマックダウンでWWEタッグ王座を戴冠。1ヵ月以上保持してきた。この日は“ストリート・プロフィッツ”モンテス・フォード&アンジェロ・ドーキンスの挑戦を受ける予定だったが、バックステージで何者かに襲撃された二人が欠場。ガルガノ&チャンパが名乗りを上げた。
#DIYはチャンパが暴走中。3週間前のスマックダウンではマシンガンズとストリート・プロフィッツのタッグ王座戦をぶち壊した。ガルガノとの間にすきま風が吹いており、この日も序盤から衝突してしまった。
そのスキを突いたマシンガンズはシェリーのサッカーボールキックとセイビンのトラースキックのサンドイッチ攻撃で先制。チャンパのフロントハイキックをガルガノに誤爆させた。セイビンがランニングローキックを連発し、ダイビングボディアタックを発射。バックブリーカー&ダイビングニードロップ、延髄斬り&コンプリートショットと合体技を連発して攻め込んだ。
チャンパがショルダーネックブリーカードロップでシェリーに反撃すると、ガルガノに逆水平を見舞ってタッチ。二人は互いの胸を小突き合ってしまう。ガルガノがシェリーのコンプリートショットでコーナーに叩きつけられると、チャンパがイスを手にリングに上がろうとした。
レフェリーが注意する間、マシンガンズが合体技スカル&ボーンズの体勢に入ったが、ガルガノはセイビンにローブローを見舞って阻止した。詰め寄るシェリーをトラースキックで蹴散らすと、ガルガノとチャンパは顔を見合わせて高笑い。ガルガノのトラースキックとチャンパのランニングニーのサンドイッチ攻撃を決めてセイビンを仕留めた。
マシンガンズが1ヵ月以上保持したWWEタッグ王座から陥落。手段を選ばず勝利した#DIYが新王者となった。
今回のスマックダウンの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。