『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』後楽園ホール(2024年12月8日)
準決勝 ○宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.vsライジングHAYATO&安齊勇馬×

　HAYATO&安齊が宮原&スミスに苦杯をなめ、最強タッグ準決勝敗退。井上のアジアタッグ挑戦を受諾した。

　アジアタッグ王者として最強タッグに臨んだHAYATO&安齊はAブロック2位でこの日の決勝トーナメントに進出。準決勝で宮原&スミスと激突した。連係不発からHAYATOが捕まってしまい、苦しい展開となったアジアタッグ王者コンビだったが、安齋が躍動。HAYATOとのジャンピングニー&トラースキックも宮原にクリーンヒットして、一気に巻き返した。

　しかし、宮原&スミスも連係で呼応。スミスのオクラホマスタンピードも火を吹き、安齋は一転して追い込まれる。宮原にジャンピングニーから起死回生のギムレットを狙うも未遂。ジャーマン&スワンダイブ式ミサイルキックの合体技も宮原に避けられて痛恨の誤爆に。それでも安齋は必死の抵抗を見せるが、宮原はカウンターのスタンディング式ブラックアウトで足止めすると、最後はシャットダウンスープレックスホールドがさく裂。安齋は3カウントを聞くしかなかった。

　最強タッグ史上初のヘビー&ジュニア混成タッグの優勝はならず。HAYATO&安齊が準決勝敗退に終わった。HAYATOが「言葉が出てこないよ。悔しい。悔しい。準決止まりか。ジュニアの俺が来年出れるかどうかわからない。だから、絶対優勝したかった」と悔しさをにじませたが、安齊は「今、HAYATOさんの言葉を聞いて、来年出れるかどうかとか言ってたけど、そんなの関係ないです。来年こそ俺とHAYATOさんで必ず優勝します。だからまた、来年もお願いします」と1年後を見据えて誓った。

　そこへ現れたのがアジアタッグ再挑戦をアピールしていた井上。9・1福岡大会で宮原と組んでHAYATO安齊に敗れている井上は二人にエルボーを連発すると、「てめえ、コラ! おい、いつまで無視決めてんだ。早くアジアタッグの挑戦を認めろ!」と一方的に要求して去っていった。すると二人は「アジアタッグやりたいんなら上等だよ。次は完全に心へし折ってやるよ」(安齊)、「もうアジアタッグに二度と挑戦したくないと思わしてあげるよ。本当の恐怖を教えてあげるよ」 (HAYATO)と通告したうえで受諾。アジアタッグ戦が決定的となった。

【試合後の安齋&HAYATO】

▼HAYATO「言葉が出てこないよ。悔しい。悔しい。準決止まりか。ジュニアの俺が来年出れるかどうかわからない。だから、絶対優勝したかった」

▼安齋「今年、3位ベスト4止まり。今、HAYATOさんの言葉を聞いて、来年出れるかどうかとか言ってたけど、そんなの関係ないです。来年こそ俺とHAYATOさんで必ず優勝します。だからまた、来年もお願いします。すいません、最後」

▼HAYATO「いや、ありがとう」

▼安齋「ありがとうございました」

※井上が乱入して2人を襲撃してエルボーを連発する

▼井上「てめえ、コラ! おい、いつまで無視決めてんだ。早くアジアタッグの挑戦を認めろ!」

※井上が去っていく

▼安齋「なんだ、あいつ。アジアタッグやりたいんなら上等だよ。次は完全に心へし折ってやるよ」

▼HAYATO「もうアジアタッグに二度と挑戦したくないと思わしてあげるよ。本当の恐怖を教えてあげるよ」