【NOAH】OZAWAが祝花破壊の暴挙、デビュー9周年・清宮「地獄すら生ぬるい、地の底沈める」

『SUNNY VOYAGE 2024』静岡・キラメッセぬまづ(2024年12月8日)
○アレハンドロ&清宮海斗&拳王&カイ・フジムラ&晴斗希vs潮崎豪&モハメド ヨネ&小峠篤司&大原はじめ&大和田侑×

 元日・日本武道館大会で清宮海斗のGHCヘビー級王座に挑戦するOZAWAが沼津大会に出現。清宮のデビュー9周年に届けられた祝花を破壊する暴挙を繰り広げ、怒りの清宮は「地獄すら生ぬるい、地の底に沈める」と“壮絶制裁”を予告した。

 清宮は、あす(9日)でデビュー9周年。この日の沼津大会では9周年を称える祝花も届けられるなか、メインでの「ALL REBELLIONvsTEAM NOAH」10人タッグマッチに出場した。

 だが、試合前に“あの男”が現れた。OZAWAだ。しかもその手には、清宮に贈られた祝花のネームボード2本が握られていた。

 例によって松葉杖をつき、足を引きずりながら現れたOZAWAだが、リングインするなり軽やかにコーナーを使ってトンボを切ってニヤニヤ。そしてマイクを握って大演説を開始した。

 「おい、今日は沼津のファンに注意喚起しに来たぜ。次の試合で出てくる清宮海斗という男についてだ。あいつはな、今日もキラッキラな感じで、『僕は善人です!』みたいな感じで入場してくると思うけど、あいつは全然善人なんかじゃないぞ。あいつは極悪人なんだ」。

 そう切り出したOZAWAは「例を挙げよう。あいつはな、裏で後輩をボッコボコにし、同棲中の彼女を家に置いて六本木のキャバクラへ足繁く通い、大酒を食らい、5分に1本タバコを吸い、モットーは恩を仇で返す。趣味・特技は舌打ち…などなど、挙げるときりがないゴミカス野郎だ。騙されるな、あの清宮海斗という男に。そして、あろうことか、この骨折をして、欠場をしている俺に対してシングルマッチを要求してくる始末。1月1日、日本武道館でちょうどピッタリ俺の足の骨折が治ると言っているのに。許せない。あいつのことがもう許せなくて仕方がない」と公然とメタクソに誹謗中傷した。

 まだまだOZAWAは止まらない。「もし今日、あいつのALL REBELLIONというユニットが勝つようなことがあれば、あいつのマイクを聞くことができるだろう。あの空っぽな人間から繰り出されるペラッペラなマイク。だから今日、『ペラ宮』『ペラピー』とあいつのことを応援してやってくれ」と続け、「そして、何を隠そう今日あいつのデビュー9周年前日なんだ。外にお花が飾られてたぞ。でもな、あいつは祝われて良いような人間じゃない。だから、こんなものはこうだ!」とネームボードを真っ二つに叩き割った。

 さらに「もう1本いっちゃうぞ!」と予告したところで、たまらず入場待ち中だった清宮が猛ダッシュで飛び込んで阻止。慌ててOZAWAは軽快な逃げ足をみせ、会場内を2周しながら清宮を振り切っていずこかに姿を消した…。

 試合では元日武道館でのKENTA戦が決まった拳王、ジュニアタッグ王座挑戦を控えるアレハンドロ&カイ組が躍動。清宮も潮崎と真っ向からやり合い、終盤にもアレハ&カイの勝利をアシストして存在感をみせたものの、試合後には笑顔はなかった。

 それでもアレハンドロからマイクで「すごい怒りがあると思いますが、最後の沼津大会、笑顔で終わりませんか?」と持ちかけられ、場内の海斗コールで笑顔を取り戻した王者は「さっきはあんな形での入場になってしまいましたが、1月1日元日、日本武道館で小澤をぶっ倒して、チャンピオンとしてまた戻ってきます! 沼津の皆さん、今年も1年ありがとうございます! 来年もプロレスリング・ノアをよろしくお願いします! ALL REBELLION、すべてはNOAHのために」と沼津大会を締めくくってみせた。

 それでも無論、OZAWAへの怒りはおさまるどころか炎上一途。「OZAWA、やってくれたな。俺が一番嫌なことやってくれたな。何がしたいんだよ? ファンの気持ち踏みにじって何がしたいんだよ!? お前のような人の気持ちがわかんないヤツは地獄すら生ぬるいよ。底の底まで沈めてやるよ」と地獄をみせて地底に埋める“壮絶制裁”を決意した。

【清宮の話】「OZAWA、やってくれたな。俺が一番嫌なことやってくれたな。何がしたいんだよ? ファンの気持ち踏みにじって何がしたいんだよ!? お前のような人の気持ちがわかんないヤツは地獄も生ぬるいよ。底の底まで沈めてやるよ。日本武道館見てろ」

【拳王の話】「2025年1月1日、日本武道館、俺の思い人・KENTAとのシングルマッチ決まったぞ。一昨日、新日本プロレスの鹿児島大会まで行ったが、KENTAはすんなり俺のシングルマッチの要求をOKしてくれた。KENTAも故郷・プロレスリング・ノアを本当に思ってるんだなと俺はメチャクチャ嬉しくなったぞ。そして、1・1、本当に戦うのが楽しみになった。なんたってよ、俺はこちら(KENTAの自伝『足跡』とKENTAが表紙のスポーツアルバムを手に取り)、お前の自伝とスポーツアルバムを見てお前の弱点探してやるからな。そして、1・1日本武道館、俺がテメーを倒して、再びNOAHのリングに上がりたいと思うような戦いをしてやるからな。おい、テメーらクソヤローども。これからはな、1・1日本武道館、KENTA…いや、俺の思い人・KENTAを倒す拳王、俺についてこい」

【試合後のアレハンドロ&カイ】

▼アレハンドロ「よっしゃあ。僕たちは…」

▼2人「同じ香りだ!」

▼アレハンドロ「2025年1月1日、いよいよあと2試合か。アレハンドロとカイ・フジムラがGHCジュニアタッグチャンピオンになる。何か一言」

▼カイ「同じ香りの、そしてDNAの力を日本武道館で見せて、GHCジュニアタッグチャンピオンになる」

▼アレハンドロ「よっしゃあ、いこう!」

【晴斗希の話】「OK。沼津の皆さん、はじめまして。晴斗希です。ALL REBELLIONに入って3戦目、どんどんどんどんチーム力、僕も入ってパワーが上がってきたんじゃないですか。武道館、僕もロイヤルランブルで参加します。ロイヤルランブルを優勝して、GHCのどれにでも挑戦できる権利を僕がもらって、あのベルトに挑戦したいと思います。皆さん注目しといてください。Keep your eyes on me! 目を離すなよ」