【新日本】年内最後のKOPW戦が決定的に タイチの挑戦再要求をオーカーン受諾

『WORLD TAG LEAGUE 2024』グランメッセ熊本(2024年12月8日)
○DOUKI&タイチ&TAKAみちのくvsジェフ・コブ&グレート-O-カーン&ジェイコブ・オースティン・ヤング×

 タイチがKOPW挑戦を再要求。オーカーンも受けて立つ構えを見せ、昨年と今年の保持者によるKOPW戦が決定的となった。

 タイチはTAKAと組んでWORLD TAG LEAGUEに出場。優勝には届かなかったものの、11・21船橋大会ではIWGPタッグ王者・オーカーン&HENAREを撃破。しかもタイチがKOPW保持者・オーカーンをブラックメフィストで破った。タイチは11・17大阪大会でスターダムの鈴季すずを相手にKOPW戦を行ったオーカーンに対し、「お前、まさか今年、女子とやって終わろうと思ってたんじゃないだろうな? そうはいかねえぞ。今年最後にいってやろうか」と挑戦を表明していた。

 この日、タイチはDOUKI&TAKAとのJust 4 Guysトリオでコブ&ヤングと組んだオーカーンと激突し、フロントハイキック、スピンキックと得意技を連発。ヒザ十字固めなど足攻めで追い込まれても、ローリングケサ斬りチョップ、アックスボンバーで応戦した。

 最後はIWGPジュニア王者・DOUKIがヤングをイタリアンストレッチNo.32で料理してJ4Gの快勝で幕。聖帝十字陵でオーカーンのカットを阻んでいたタイチはゴングが鳴っても絞め続けた。そしてKOPWのベルトを手にすると地声で「やるんだろ? 逃げらんねえぞ。これやらせろ。そのまま勝ち逃げか? 女子とやって終わりか? 去年の覇者、俺なんだよ。最後に俺が胸貸してやるから、かかって来い、このヤロー」と改めて迫った。

 パートナーHENAREの負傷欠場によってIWGPタッグ返上も浮上しているオーカーンは「東京ドームもどうにかするし、タイチの懇願も許してやる。泣いて喜べ」と受諾。昨年の保持者と今年の保持者による年内最後のKOPW争奪戦が決定的となった。