柚子胡椒を食べるラー油のようにアレンジした「ネオ柚子胡椒」を食べてみた正直な感想

美味しいから買ってしまうけど、いつの間にか賞味期限が切れて残っている柚子胡椒。その理由はシンプルで、ドバッと使うことが少ないからに他ならない。

もはや柚子胡椒ってそんなもん。期限切れはあまり気にしないタイプだし問題ない……と思って生きてきたが、聞くところによると柚子胡椒を食べるラー油のようにアレンジした「ネオ柚子胡椒」って商品が存在するらしい。

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・通販で購入

食べるラー油のようにドバドバ使えて賞味期限を気にせずに済む柚子胡椒、それがネオ柚子胡椒──実に面白い。

てことで、公式サイト「ネオ福岡」にあるネオ柚子胡椒3本セットを注文してみた。値段は3796円(送料800円)だったから、1つあたり1000円ほど。まぁ安くはないっていうのが正直なところか。

原材料には青唐辛子やゆず皮、フライドガーリックなどが入っていて、柚子胡椒というよりはラー油寄りだ。

中身もこんな感じ。試しに少し食べてみると、フライドガーリックが口に残ってピリピリする。柚子は控えめでニンニクが強めだから、文字からイメージする柚子胡椒とは少し別ものと考えた方がいいかもしれない。

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・オススメの組み合わせで実食

さて、とにもかくにも大事なのはその味である。ちなみに商品と一緒に紙が入っていて、そこにオススメの組み合わせが書かれていた。

推奨されていたのはラーメン、餃子、白ごはん。ネオ柚子胡椒が福岡の商品だからだろう、袋ラーメンのうまかっちゃんが指名されているあたり興味深い。

まずはもっともオーソドックスだと思われる白ごはんから。口に入れた瞬間に「ウマい」という波こそ押し寄せてくるのだが、ごはん自体にクセがないからジャンクさはそんなに感じない。

ただ、ネオ柚子胡椒の辛さが喉までピリピリ残るあたり、なかなかのパンチ力を兼ね備えているとも言える。もしかしたら子どもとかには辛いかも?

お次はうまかっちゃん。これはまさかの展開になり、なんと……スープがピリッと引き締まると同時にとんこつ風味が消えてしまったから驚いた。

あまりの意外性に軽く脳がバグるも、味的にこれはこれであり。とんこつラーメンから味変したくて食べるなら楽しめるだろう。

最後は餃子で、同じ福岡発祥の一風堂の冷凍餃子を用意した。結論からいうと、上の2つよりもコレがウマかった。というのも……

餃子本体はもちろん酢醤油との相性もよく、ネオ柚子胡椒と相乗効果を出せていたのだ。新しい「辛ウマ」の世界というか、ついつい食べてしまう魔力を持つ姿に変化した。これはいいものだ。