AEWコリジョンが現地時間7日、オハイオ州コロンバスで行われ、オカダ・カズチカが3ヵ月ぶりの再戦となったカイル・フレッチャーに雪辱を許し、『AEWコンチネンタル・クラシック』3戦目で初黒星を喫した。
AEWコンチネンタル王者・オカダはシングルリーグ戦『AEWコンチネンタル・クラシック』のブルーリーグに出場中で、ここまで2戦を消化して1勝1引き分け。3戦目となったこの日、9・4ダイナマイトにおけるコンチネンタル王座戦で勝利して以来となるフレッチャーとの再戦に臨んだ。
開始のゴングと同時にオカダコールが発生。スリーパーやヘッドロックで絞め上げられたオカダだったが、フロントハイキックで反撃を開始。スライディングキックで側頭部を射抜いて場外に転落させ、DDTで硬い床に突き刺した。フレッチャーもエレベイテッドDDTで応戦したが、オカダはDDTで突き刺し、マネーインクで絞め上げた。
耐えたフレッチャーがジャーマンで投げても、オカダは高角度のフラップジャックで叩きつけて流れを渡さない。リバースネックブリーカー、ダイビングエルボードロップと得意技を連発し、レインメーカーが不発に終わってもドロップキックをさく裂させた。
するとフレッチャーは場外にエスケープ。追いかけたオカダはツームストンを仕掛けたが、阻止したフレッチャーがハーフネルソンスープレックスを敢行。オカダはリングアウト寸前に追い込まれてしまう。高角度シットダウンパワーボムは何とか2カウントで返し、ローリングラリアットで逆襲したが、レインメーカーが空を切ると、急所蹴りを食らったオカダは垂直落下式ブレーンバスターの前に3カウントを聞いた。
オカダがフレッチャーに雪辱を許し、3戦目にして初黒星を喫した。勝ち点4止まりで、公式戦は残り2試合。次週ザ・ビースト・モルトスとの4戦目を控える。フレッチャーは無傷の3連勝。同じブルーリーグではマーク・ブリスコがTNT王者ダニエル・ガルシアを撃破し、3戦目にして初白星。一方、ゴールドリーグはダービー・アリンがコマンデルを破って初白星を挙げた。