【香港スプリント】菅原明「促しながらの追走でした」トウシンマカオは9着

 ゲートの出も今ひとつで、レース前半は促しながらの追走となり中団からじわじわと押し上げる展開に。馬群の中を追走して直線勝負にかけたが目立った伸びは見られなかった。直線では外が開いてからはジリジリと差し脚は伸ばしたものの、内が有利な馬場状態もあったのか、流石に上位進出は難しかった。

9着 トウシンマカオ

菅原明良騎手

「ゲートを少し遅れる形になって、促しながらの追走になりました。直線向いて開けてからは、しっかり反応はしてくれたのですが、道中の手応えがあまりなかった分、後手を踏むような形ですぐ追い出せなかったというのもよくなかったです」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 現地時間12月8日、香港・シャティン競馬場で行われた第5R・香港スプリント(G1・3歳上・芝1200m)は、Z.パートン騎乗、カーインライジング(せん4・香・D.ヘイズ)が勝利した。2着にはヘリオスエクスプレス(せん5・香・J.サイズ)、3着には日本馬のサトノレーヴ(牡5・美浦・堀宣行)が入った。勝ちタイムは1:08.15(良)。

 日本から参戦した菅原明良騎乗のトウシンマカオ(牡5・美浦・高柳瑞樹)は9着、西村淳也騎乗のルガル(牡4・栗東・杉山晴紀)は11着に敗れた。

【動画】地元カーインライジングが完勝…香港スプリント

断然の人気馬が完勝


香港スプリント・カーインライジングとZ.パートン騎手 (C)Shinji Honjo

 地元の人気馬カーインライジングが好位から抜け出してG1初制覇を飾った。道中は2番手からスムーズな競馬で直線でもあっさりと抜け出した。日本勢はサトノレーヴが最内中団でロスなく立ち回り、ゴール前でも差し脚を伸ばしたが、2着争いに敗れて3着入線に終わった。ルガル、トーシンマカオは着外。

【全着順】

1着 カーインライジング・香

2着 ヘリオスエクスプレス・香

3着 サトノレーヴ・日

4着 カリフォルニアスパングル・香

5着 ハウディープイズユアラブ・香

6着 ビューティーウェイヴス・香

7着 フライングエース・香

8着 ラッキーウィズユー・香

9着 トウシンマカオ・日

10着 インビンシブルセージ・香

11着 ルガル・日

12着 リコメンデイション・豪

13着 スターラスト・英

14着 ビクターザウィナー・香